お花畑は帰ってこない
(2021/10/31)
いつもよりネガティブ多めになりますご了承を。老人に片足突っ込んでる輩の愚痴なんぞ知ったことかという方は回れ右。
2019年から2020年まで、余暇という余暇のほとんどはこいつにつぎ込んだんじゃねぇか位に頭の中がバイクバイクしていたのですけど。2021年になってからすっかりトーンダウンしてしまいまして。毎週のように乗って走って、が無くなってしまいました。たまに乗るのもバッテリーの維持とか、運転を忘れない為とかそんなネガティブな理由になってます。これから寒くなる一方ですし、しばらくはこんなテンションが続いてしまうのではないかと。
なんでこんなことになったのか。きっかけはふたつあります。
ひとつめはにっきで既に散々愚痴ったように、限定解除(小型AT→普通AT)卒検突破できずに期限切れさせたことですか。10万円弱ドブに捨てました。まぁ運転体験ができた/自分の限界が解ったという意味合いもあるのでドブに捨てたは言い過ぎなのですが、再チャレンジには完全に及び腰です。文字通りに腰が持たない(黙れ)。
これでいずれはトリシティ300 or 155とか、高速道路でロングツーリングとかのステップアップが完全に断ち切れて、すっかりやる気消えたってのはあります。まぁこれに関してはまぁしゃあねぇやとしか言えないです。最後辞めると決めたのは自分の意思ですし。教習所や法律に文句言おうと変わるわけではないですし。悶々としつつも飲み込むしかあるまい。
それよりも今回ちゃんと書いておきたいのは、このふたつめのきっかけの方になりますかねと。今年の10月。理由省略しますけど1週間超えの長期休みが取れることになりまして。それ利用して北陸・能登へとロングツーリング行ってきたんですよ。125ccですからずっと下道。3泊4日全行程凡そ800km。
結果から言えば無事行って帰ってこれました。特に大きなトラブルもなく至って平穏無事なツーリング。だったのですが。
今思い返しても「感想」が無いんです。細切れにところどころの「記憶」はあります。能登の海とか山とか。でもぼんやりと霧がかかってます。全部の行程記憶が「つかれた」の4文字で塗り潰されてます。
北陸能登をDisる気は全くありませんので念の為。おみやげで買った干物どこに持っていっても好評でしたし。おそらく行く場所云々に関係無く、今回のツーリングが旅行でもなければ娯楽もない、ただの作業になってしまったんですなと。そりゃあ愉しさの欠片も無ぇわ、となってしまったと。
#なんでこんなに疲れたのか。もちろん知らない道を走る気疲れもあったとは思うんですけど、それ以上に「眠れなかった」というのが大きかったかなと。元々枕が変わるだけで眠れなくなるタイプですし。眠れない→走る→眠れない→走るの連続じゃ、そりゃ感情も消えるわと。3日目午後以降の記憶はほぼゼロです。よく無傷で帰ってこられたな>俺。帰ってきてから丸2日寝込みました。
とまぁそんなことがあったものですから。次何しようと思ったところで、何も策が浮かばないってのが2021年10月末現在の心境でございます。ついでに言ってしまえば今回のような苦行を2回やろうとはとても思えない、誰がやるかこんなもんと思えてしまうまでに、ネガティブイメージが脳に焼き付いてしまったのが実際のところ。
さてどうしましょうかね?
知るかそんなもん己で解決せぇ、と言われしまえばその通り。まぁ自分に関して言えば短期的な興味対象は他にもあるし、まだ「次の休み何しよう」と途方に暮れるまでは行ってないのでまだマシではあるのですが。それでも「じゃあこれで!」と別のことで頭埋めるまでには到達できておりません。多分未練もあるのでしょう。
言い方を変えるならば。ひたすら欲望のままに頭の中バイクで埋めていた2019年2020年の方が、確実に幸福度も高かっただろうし、脳内分泌もハンバなかったんだろうなぁと思える次第です。要はアタマん中お花畑ってことか。あっちもこっちもとつまみ食いするよりも、己で選択したこれ!ってモンに単刀直入にのめり込んだ方がアタマにもココロにもいいってことなんだろうなぁ、というのを身をもって思い知りましたよと。
別に対象がバイクでなくてもいいのよ。これが好き!というものがあるのであれば、それは大事に抱えて育んでおきましょう。次に同じくらいのめりこめるのが見つかるとは限らないよ!?とは申し上げておこうと思います。脳味噌お花畑バンザイ。意味が違って聞こえるかもですが気にしない。