投げやりが過ぎる2021年BuJoまとめ
(2021/12/23)
まずは始めに結論書いておきますわ。
バレットジャーナル 人生を変えるノート術(リンク先Amazon)
この本読めと。なんなら読了すらしなくてもいいですつまみ読みでも立ち読みでもいいです。でも必要なことそこに全部書いてますから。んじゃおわり。さよなら。こら。
まずは手を出したきっかけなんですが
死ぬほどシンプルです。それこそ2021年に入ってからですかね。モノ忘れがシャレにならないレベルで増えました。それも割とガチめに金銭や信用の喪失に繋がりかねない、顔面蒼白クリティカルなモノ忘れが続きまして。老化と言ってしまえばそれまでですが、それでもちょっとヤバいぞと。何か対策はと探してたところ、たまたま最初に見付けて手に取ったのがこの本だったという次第です。なので他の方法を試してませんし、これが最高だという表現もしません。たまたま今のところ手に馴染んでるだけ、という認識です。
これまでは
とはいえ何もしていなかったという訳ではなくて。一部のおじさんは覚えてるかもしれませんがGTDというのがありまして。これを基にTodoistに全ToDoをこしらえておりました。これはこれでそれなりには機能はしていたのかもしれません。
ですが実際には↑のように忘れることが起こってしまった。今になって思える原因は以下な感じ。
- 残っているToDoを見返す頻度が減っていた
- 週次レビューをしなくなっていた
- めんどくさくなって(Todoist有料機能であるにも関わらず)リマインダーをセットしなかった
- 完了したToDoを見直す機会がほぼ無かった
- チェックすれば消える(あたりまえ)
- Todoistにもその機能はあるけど以下同文
- ToDo以外のメモがとっちらかった
といった具合でしょうかね。↑をちゃんと見返すように心がけできるならば、Todoistは今でも評価していますし、引き続き使い続けてもよかったのかもしれません。でも今となっては出戻りする必要もなくなってしまったというのが実際のところでして。
2021年末時点では
という訳で公式をなぞりつつ、いくつかやりかたを模索したところ。結局は「モレスキンポケットに手書き」に落ち着きました。モレスキンってのはノートとしては高価ですが自分のわがまま(*)です。用途だけ満たせばいい、あるいはまずはお試しであれば百均ノートで充分です。
(*)B6サイズ、ガチめのハードカバー、堅綴じ、ページ数多め、ドット方眼。これ全部満たしてモレスキンより安いノートあったら教えてください乗り換えます。
このモレスキンに、それこそ原本通りに。
- インデックス
- フューチャーログ
- マンスリーログ
- デイリーログ
を作成。日々何かある度にラピッドロギング(箇条書き)で黙々と書き足す。これで充分回ってます。更に言えば自分は徹底的に装飾(デコ)を行いませんので、月毎のセットアップは10分、長くても20分はかかりません。
#もっと暴論言ってしまえばラピッドロギングさえあればなんたらログなんか使わなくても回るんじゃね?説すらありだと思ってます。ただし書くだけではなく「読み返す」を考慮すると、それぞれに整理されていた方が結果的には早くてラク、というのには個人感情で納得しましたので、そのまま軍門に下っているといった具合です。こちらなんかも参考になるかと。
ですのでそれでも続かないのであれば、それは単に「貴方には必要無かっただけでは?」という話になってしまうのかなと。幾分煽り気味かなすんません。真似してやってみたけどダメだったは全然いいと思いますナイスチャレンジ。まずやってみやがれ話はそれからだ。おっと話逸れた。
なお「全部手書きだけ」ではないので念の為。補完補助する意味でNotionとかiOS標準のリマインダーとかも使ってます。日時をApple Watchで知らせてくれるの普通に便利。
それで結局どう変わった?
自分の懸案だったモノ忘れ対策という観点から。
まず単純に忘れにくくなるというのは体感効果としてあると思います主観的ですが。お察しの通りBuJoでは毎日「書き写す」という行動を取る必要があります。この過程があるので「明日はこれ」「来週はこれ」と思い出しやすくなるんでしょう。
んでもってこの作業はBuJoにおいて「振り返り/マイグレーション」としてメソッド化、仰々しく言えば儀式化されてます。無条件に全部書き写すな、その前に一瞬手を止めて、それが本当に書き写す必要があるのかを考えろ。必要無いと判断したら捨ててしまえと。
ある意味GTDとの一番の違いはこれかなと。日付単位タスク単位で都度振り返りを強制させられます。んでもって価値のあるものだけを残していくので、Todoist(他一般的なタスクツール)のように「やるんだかやらないんだかアヤフヤになってしまった」タスクがいつまでも鎮座することが無くなる。結果手帳に残るタスクの数が減る、とは言え過去のログには記述自体は残っているので、それを完全に忘れてしまう可能性も減る・・・・・そんな感じで回ってるのかなと。
そしてもうひとつ、これは個人的なメリット。
こんな感じで紙移行した7月からのデイリーログがまとまってるんですけど。「あれ?以前のアレなんだったけ?」となった時。日付遡ってページ見返して「あーこれだこれだ」と思い出すまでの時間が紙だと爆速なのよ。おぼろげにしか覚えてなくても、その出来事がいつだったのかという「時系列との紐づけ」って脳味噌は意外と強く覚えてるらしく。となればそのあたりのページをぱらぱらとめくっていけば、いつのまにかその箇所が見つかってる。
デジタルだとこれが上手くいかないのです。1日ごとにクリック操作しなきゃいけなかったり、全文検索かけてみても意外とヒットしなかったり。
この利便を知ってしまった故に、手書きによる時間ロスも「喜んで受け入れましょう」になってしまいましたねぇ。これに関しては「だまされたと思ってやってみ」としか言えないのではありますが。「だまされたじゃねーかちくしょう」と言われたらゴメンとしか言えないのでありますが。
(補足)やってないこと
自分は↑に挙げたコンポーネント以外は作っておりません。特にインスタ映え方面で重宝される(言い方にトゲあるな)習慣化トラッカーなんかも完全無視。単純にそれ「だけ」ならスマホでやった方がラク。ヘルスケア/フィットネス関係なんかが典型ですが、この分野に関しては紙全部書くよりスマホにまかせた方が計算集計もしてくれるし早いよね、な理由です。
ですのでこちらとしては「作りたければお好きにどうぞ」となってしまいます。作ることでモチベにつながるってのもあるのでしょうし。ただし「義務」では無いからそこだけ履き違えるなよ、といったところですかね。
(補足)インデックス
自分はこれ使ってます。引き出しの奥に眠ってました。
物理にも程がある。月初めのページに貼っておくと触感でめくれて便利。
来年以降は
特に野望もなく。今のやり方で自分としては回っているので継続していくだけですかね。なにせ50手前ともなると夢とか希望とかそんなもんどうでもよくな・・・・おっと失言げほんげほん。まぁ結局はメソッドの集合体でしか無い訳ですから。別に意識が高かろうが低かろうが、試してみたければ試してみるのがよろしいかと思います。自分がモノ忘れ防止に特化して使っているように。
そうゆう意味では、わてら世代それよりも更に上の壮年期世代向けとして(直球で言うならボケ防止)、売り込む広げる余地はありそうですけどね・・・・こうゆうのは試してもらうのがイチバンだから集まり開いてワークショップとか?商機を出すな>俺。