パイプたばこ手習いまとめ(サルベージ版)

(2022/03/20)


※本文章は2018年から2019年頃Scrapboxにて公開していたものをコピペサルベージしたものです。一部記述内容を整理しています。
※タバコは20になってから。非喫煙者に喫煙を勧める意図はありません。


 いやーなんだかんだで吸えるようになるもんですな。やってみるもんだ。パイプたばこ=高い/難しい/めんどくさい、の3大イメージに自分も囚われていたということなるのでしょう。

 とはいえ自分も完全独学。随分としなくていいことをして回り道したなぁ・・・と思えるところもあるわけで。振り返りを兼ねて、改めてチュートリアルこしらえてみたらどんなもんかなぁとまとめてみる次第です。求む道連れ。こら。

 

準備するもの

・パイプたばこ葉

 これがなくちゃ始まらない。Amazonでは買えませんので、お近くのパイプたばこ葉を扱ってるたばこ屋さんに出向くorそこの通販を頼ることになります。銘柄は・・・・自分はアドバイスできる立場にないのですが、ぐぐって多かったのは。

 これらがTOP3になってる感じでした。最後は己の勘でこれらの内ひとつかふたつを買っておけばよろしいかと。ただし絶対に美味いという意味では無いのでご勘弁を。あくまで練習用です。

・パイプ本体

 こちらも単刀直入に燃えて捨てても構わん、そんな練習専用の大前提です。Amazonでパイプたばこと検索してから「価格の安い順」でソートして。自分の感性に頼りつつ[** 2本選んで買ってください]。2本ってのが重要。

 理由単純、ひとつのパイプで1日に2回以上使うと[* 最悪熱に耐えられなくなって割れる]からです。ナメんな自分のもんだから自分で買うわってのならご自由にどうぞですが、それでも頭に思い浮かんだ予算を2で割って、それで2本買ってください。

 プラス、なんでもいいのでコーンパイプをもうひとつ。2+1の計3本で練習に入ります。

・パイプ用品

 必須になるのは、

 スターターキット買ってればついてくるのでそれでオッケ。モールについてはたばこ葉買えるところなら100%売ってますので必要量を一緒に仕入れてください。消耗品です1回で必ず1本使います。

 あと、方々では要らない扱いされてるフィルターですが。ここではあるといいけど無ければ止む無しの扱いとさせていただきます。これも基本1回1個必要の消耗品です。フィルターにはパイプによって3mm6mm9mmと種類がありますのでパイプ本体購入の際に確認を。

 あと余裕があればパイプレストも仕入れておくといいでしょう。トイレ休憩の際に必要になります。安いので500円位。100円ショップで代用利くならそれでも可。要耐熱。

 灰皿ライターは・・・・・ここ見てる人ならすでにあるよね?

練習(フェーズ1)

 さて道具は揃いましたと。いよいよイバラの道へと突き進むのですが(をい)。基本的には他の動画や記述を参考にしつつ、パイプの慣らし(ブレークイン)をしながら練習することになります。

 タバコ葉の量としては火皿(ボウル)の半分強(押して1/3になる位)、量にして1.5gもあれば充分でしょう。これでおおよそ30分から45分を見込んでいます。フィルターをつけた上で、火つけて吸って吐いてを繰り返してください。どうせ火は消えます。適時タンパーで整えつつ何度でも。だんだんと間隔が伸びるようになるはずです。

 ここでの重要課題はパイプにカーボンをつけること、ではなく。徹底して[** 舌焼けしないこと]だけに注力してください。ちょっとでも舌がヒリつくなと思ったら、その時点で既に過燃焼入ってます。口離して冷ましてください。傍に冷たい飲み物置いておくこと推奨します。重症化すると数日飲み食いにも苦労することになりますので早めの退避大事です。

 ボウル燃やし尽くす(火がつかなくなります)、または舌焼けでギブアップとなれば1回の練習は終了。(パイプが完全に冷めてから)お手本通りに掃除して次に備えてください。これだと平日で1ボウル、休日でも2から3ボウルを回すのがやっとですから、おそらく短くても1週間以上はこれにかかりっきりになるはずです。物足りないとかもっと練習したい場合にはコーンパイプ使いましょう。頑張らずに頑張れ。なんだそれ。

 吸ってる間は案外に暇なので、その時間使っていろいろ見ておくことをお勧めします。パイプたばこでぐぐりましょう。YouTubeでも可。

 そのうちこう思えるようになるはずです。

 おめでとうございます。フェーズ1卒業です。自分はこれに気づかず数日マジで悶々としました。

練習(フェーズ2)

 さて、こっからは1回に使うたばこ葉の量を増やしていきましょうか。3段詰めでもフランク・メソッドでも好きなように。無理に満杯にする必要はないです。喫煙時間に合わせてください。

 まずは引き続きフェーズ1同様に舌焼けをしないように吸い続けてみてください。たばこ葉が増えたからといって強くすればいいって訳でもないことにまず気付けるかと思います。その上で吸い続けてみて。その煙おいしいですか?甘いですか?香りしますか?

 おそらく99%はNoとなるはずなんです。ただのケムリ。

 ということは。この時点でもまだ吸う力または吹き戻しが強いということを意味します。さらに吸う・吐くの力を弱めて下限を探ってください。おそらく思ってた以上に弱くなるはずです。最終的には吸うにも吐くにも肺を一切使わなくなります。煙の量も相当減るはず。

 1回の喫煙では気づけないと思います。根気よく続けて探ってください。過燃焼を抑え、燃える燃えないのギリギリを保てれば。

 ニコチンが適切な温度で燃焼し甘味を産みます。これまでケムいだけだった煙が豹変します。吃驚します。自分はヘンな声あげました。

 

ここまでくれば応用(フェーズ3)

 あとは美味さを探求するだけです。いろんな銘柄試すもよしパイプ増やすもよしお好きにどーぞ。何をえらそーに。持ってるパイプもだんだんと練習用から普段使い用へとシフトしていくことになるはずです。

 #言い方変えてしまえばここまでたどり着かない方も居るかと思いますが。この時点で使った金額ってまだそんなに多くないはずです。安く体験できたと考えればよろしいかと思います。

 そうなれば割とパイプ本体価格がのしかかってきます。1万越え3万超えも当たり前ですし。一方で毎日毎日同じパイプに火を入れ続けるのもパイプの負担的によろしくない。

 ですのでここで改めてコーンパイプ複数本ってのも提案しときます(自分が専らコーンパイプだからなだけ)。準備/フェーズ1でコーンパイプの複数買いを勧めなかったのは、初回でいきなり焼き殺す可能性がありますので。ここの段階まで進んできたのであればまぁ大丈夫でしょう。だから何をエラソーに。

 ここでタネあかししときます。

 

 といった具合で。あとはがんばれ。いつも通りの丸投げ。


 というのが自分自身の体験ベースからこしらえた概要ってことになります。更にヒマな方は当時リアルタイムの体験記でも読んでてください。こちらは当時から基本加工してませんので文章破壊はご勘弁を。


戻る