サボっちまえ。


 なんかいかにも挑発的なタイトルつけてると、すぐさま返す刀で「それはてめぇの更新のこったろ」と返されそうですな。反論しないぞ。あーしないったらしないとも。

 開き直ってんじゃねぇよ>俺。

 まぁこうゆうところが専門系のWebの難しさでもあるんですけどねぇ。ある程度対象が絞られる関係上、ただでさえ少ない「話題の引き出し」も時間の経過と共に尽きてしまうのはどうしても必然として存在する訳で。

 じゃあ一旦詰まってしまったとして、そこから見せ方を変えていくことで延命していくのか、あるいはわざと開き直ってループ芸にしてしまうのか、あるいはすっぽかすのか(←私)、いろんな解決策がある訳ですが・・・・ま、ガンバってくらはい皆さん。

 あ、そゆことじゃないんだな。タイトルからいきなり脱線してもた。

 人間誰しも、「避けられない時間」つーのが多かれ少なかれ存在すると思います。自分がそれを望んでるという訳ではない、でも己の意志とは無関係に、それには参加しなければならない・・・。

 その典型例のひとつが会議ですわーね。その程度の話で終わるんだったらメール同報ひとつで充分だろ、と思われるような糞くだらない内容であっても、「顔を合わせて伝えることに意義がある」とか上っ面だけの講釈垂れ流してそれを続ける、そんなことばっかやってっからてめぇんところの株価超低空飛行続けてんだよ現場の人間リストラする前にまずてめぇ自体リストラされろ何ならそのままてめぇの人生ごとドロップアウトしてしまえってのんだこの社畜ジジイ、と心中にて呪詞を発しながら会議に参加してるという方も多いのではないでしょうか。なお私のことではありませんので誤解なきように。ありませんったらありません。

 とはいえさすがに「てめぇの話聞いてる時間なんか無駄に過ぎないんだぜぇこのクソボケ」と会議室にマンガ持ち込んで読んでる訳にもいきませんしね。良くて上司の右ストレート、悪ければ解雇通知が飛んできかねません。つーか反抗期まっさかりの高校生でもあるまいしそこまでの根性示す必要もないだろうと。我々もオトナです。となればもうこれはPalmの出番でしょう、となる訳ですな。話の展開が催眠商法のセールストーク並に強引なのは目をつぶってください。

 という訳で、いかにPalmを用いてこの危機を回避するかを、不良社員歴ウン年の私めが、己の経験を元にそのコツを伝授しようではないかと。そうゆう訳です。つーことは何か、てめぇやってたんだなうわーんごめんなさーい。

 こほん。

 とはいえ、実はそんな大袈裟なものでもないんですよね。いくつかのコツさえ守っておけば、ほら貴方も明日から不良社員の仲間入り。

 つー訳で今日のポイント。試験出るよここ。何の。

 ま、考えてみれば当然のことなんですけどね。順番に解説。

 まず当然のことですが、会議の話題にそぐわないところで笑ってしまったりするようではそもそも社会人云々以前に精神の崩壊を心配されてしまったりと、何かと都合がよくありません。その意味ではWebを取り込んだDOCファイル等は、会議フェイクには不向きだったりします。奇を狙った一発受けのジョークソフト等もやめておいた方が無難でしょう。基本中の基本です。コンテンツの選択は慎重に。

 とはいえ、じゃあ笑わなければいいんだな、と真剣に画面を見入ってしまうのも避けなければなりません。以前「会議向けには周りにバレにくいパズルゲームがいいよ」と書いたことがありましたが、これも実は程度問題なんですな。
「山田くん、今月の営業成績はどうなってますか?」
「・・・・・・・(Palmの画面とにらめっこ)」
「・・・山田くん・・・・何か調べてるの?」
「・・・・・・・(気付いてない)」
「・・・山田〜〜〜〜〜!!??」
これでは意味がないんですな。我々がしなければならないのは、 あくまで「会議に参加しているフリをする」ということ。没頭してしまってはいくら綿密に事前準備をしても机上の空論に終わってしまう訳です。

 そして最後に動じない。イチバン重要なこと。あくまで堂々としていること。これが何よりも大切です。「あー、今ゲームやってるんだよなぁ、課長怪しく思ってるかなぁバレたらイヤだなぁ」なんて思いながらコソコソピコピコしててはいけません。表情でバレます。確実に。「ま、今はそれほど重要な案件でもないし、俺は端っこでゲームでもやってるぜ、なんかあったら呼んでおくれや」と言った感じで大物振りに徹しましょう。周りから「俺は会議に参加してやってんだぜ?文句あっか?」という雰囲気を醸し出せるようになれば貴方はもう不良社員の達人です。

 それではこれらを踏まえた上で今日のワンポイントアドバイスを。

・基本ポジション、目はPalm、耳は会議に。気分は受験生のながら勉強で。つねに集中を分散させる当たりで案外丁度いいです。

・ノートや手帳を併用している場合は、内蔵型スタイラスよりも外付けスタイラスを使う方が堂々さをアピールできます。なお、過度なノート←→Palm間のペン移動は慎みましょう。それよりはPalmにペンを固定させておいた方が自然度高し。

・ゲームやる場合なら、カラーデバイスよりも白黒デバイスの方がごまかしが効きます。自分がわかりやすい、よりも他人がわかりにくいを優先せよ。セキュリティの基本。

・万が一席上で咎められた場合は、下手に言い訳を考えるよりも「あーすまんボケーとしてたわもっぺん説明お願い」とあっさり非を認めましょう。周りの集中を本題に戻すのは日常でも有益なテクニック。

 さぁ如何でしたでしょうか「会議におけるヒマの潰し方」。皆様のお役に立てば幸いです。それでは、給料ドロボウ目指してレッツトライ!

*なお、本文章の通り実行して、いかなる結果をもたらしたとしても作者は一切の責任を負いません。橋の下で親子4人野垂れ死にしようが知ったことではありませんので、くれぐれも自己責任で。やな注意書きだなコレ。


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