声優とインターネットラジオの不思議な関係。


 いつもチェックしてるサイトの今週分はもう聴いちゃったなぁ。 Webも見終わったしチャットにも誰もいない、でもなんか眠くないし・・・。

 こうゆう時にはどっか他にインターネットラジオやってるサイト ないかなぁ、と探し回ることにしてるのですが。

 先日、ちょっとした金塊を見つけました(笑)。そっか、 こうゆう使い方もできるんだ、RealPlayer。

「声優志望の○○がお送りするインターネットラジオ!」
「練習も兼ねたラジオ放送もやってます!」

 試しにサーチエンジンで「声優」「RealPlayer」で検索かけて みたら出てくる出てくる。思わず小躍りしましたよ私(笑)。 ここ1、2年、どちらかというと後ろ向きな情報しか流れて こなかった中で、久々に前向きなシーンの動きを目撃できましたからね。

 見てみると、最終目標を「声優になること」においた上で、 切磋琢磨の手段としてWebでの活動をしてる、その中でインターネット ラジオもやってみてる、といった感じです。

 そういや(こちらは既にプロだけど)声優集団である五村富士も 元々はフリートーク練習がサイト開始の発端だし、 個人でも簡単に発信側に回れるのがインターネット ラジオの利点ですから、こうゆうのがザクザク出てくるのは不思議な ことでもなんでもない。むしろ喜ばしいことです。

 んじゃさっそく聴いてみましょうか。どれどれ。

 ・・・・(試聴中)・・・。

 う〜ん(^_^;;;;;。やっぱ自ら「練習」と言うだけのことはあるかなぁ。 経験積んでいくことでレベルも上がっていくと思いますから。 がんばれ〜。

(具体的なサイト名を挙げないのはそのためです。 すべての声優志望の人のラジオを聞いた訳ではないですし、 最終判断示すには時期尚早でしょう。 もちろん私がピンと来たのはその都度取り上げたいのでその時はよろしく〜>関係者)

 でも、こうやって新たにインターネットラジオが増えてきたってのは 純粋に喜ばしいことなんです。

 つー訳でその辺の話を。

 インターネットラジオ作るって言うと普通にホームページ作るより 何倍も敷居が高いような印象を受けますし、実際にそうゆう部分もある。

 そのせいか「インターネットラジオ作りたいなぁ」とは思ってても 二の足を踏んでしまう層ってのがかなり存在してると思うんですよ。

 その結果起こり得る事とは。「作る人の全体数が増えない」って ことなんです。

 数ってのは聞き手にとってはそのまま選択肢として跳ね返ります。 選択肢が増えないままの状態で、もし聞き手が自分の好きな番組を 見つけ出せなかった場合、「インターネットラジオって面白くない」 という評価をされてしまいかねないんです。作る立場の人だったら わかるはずです。こう烙印押されてしまったら、いかにそれを挽回 するのが難しいか。

 それ防ぐ意味でも、聞き手に対する選択肢を増やす(もしくは ある一定以上の水準を保つ)ってのは必要なことなんですよ。

 逆に作り手の数が増えることで受けられるメリットも出てきます。 数増えればそこには当然「より面白いものを選ぶ」ということが できるようになりますから、そこに「質の競争」も生まれる。 あっちはああやってるか、じゃあウチはこうやってみよう、という 風にサイトごとの個性化にもつながる。

 じゃあ個性持てないサイトが駆逐されて結局一緒じゃねぇか、つう 反論もあるかもしれないんだけど。どっかひとつ強烈に強いサイトが 現われたからって、他が全部潰れる、という風にはならないと 思うけどね。価値観自体が多種多様な訳だし、誰にとってどの番組 が面白く感じるかなんてそれこそ聞く人それぞれだし。 その辺は楽観視できると思います。

 話を戻すけど、そうゆう意味で新しいサイトが登場して くるってのは聞き手・作り手共にもろ手を挙げて歓迎なんです。 「よく来てくれました〜!」って感じで(なんかこう書くと弱小クラブの 新入生勧誘に似てるな(笑))。

 んで、よくよくこの声優志望系(そんなジャンルあるのか?) サイトとかを見てみるといわゆる横つなぎの連帯とかも 始まりつつあって、どうインターネットラジオを「うまく利用していくか」 という部分にも目が行き始めてるみたい。個々の活動をバックアップする Webもできてつつある。いわば自分達を売り込むための 体制ってのが徐々に整いつつあると判断できると思います。

 元々潜在的なポテンシャルも高い方だと思うし、場合によっちゃ 1年後、2年後に大化けする可能性も秘めてますよ。 案外「次世代の声優はRealPlayerでチェック!」が声優ファンの 間で共通認識になる事だって決して夢物語じゃないでしょう。

 そうなればRealPlayerとしての使い出がまたひとつ増える証明にも なるでしょうし、インターネットラジオに対する認識ももっと一般化 (&細分化&専門化)していくことができると思います。

 つう訳で、今の内に実戦積んどいて、来るべき時代に備えておくのが 吉だと思いますよ。

 いやぁ、やっぱ明確な前向きネタって筆進むね(笑)。


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