うだうだ〜


 いきなり脱力するタイトルですまんの。

 うだうだ。まぁだらだらとかのんびりとか、そうゆう様を表わす 言葉、なんだろうな。

 辞書調べても載ってないから正確な意味わかんねぇや。まぁとりあえず ここではそうゆう意味合いで使わせてもらおう。

 インターネットラジオの中でも「うだうだ」を基に制作される 番組は多いです。NR-FMは堂々とメインテーマに掲げてますし、 五村富士なんかも作り方にはうだうだ感溢れてるものがあります。

 基本的にうだうだ系(勝手に分類)の特徴として、 「コーナーで話に区切りを入れない」「特にテーマにこだわらず 平気で脱線する」「話の結論が出なくても平気」と 言った特徴がありますね。特に形式張ることなく、喋ったこと そのまま乗せてしまえという、良く言えば自由奔放、悪く言えば いい加減な作り方である、と言えましょう。

 さて、このうだうだ系なんですけど、果たして聞き手にはどう 受け止められるんだろ?というのを考えてみるんですが。

 仮に本当にただくっちゃべってるだけの放送、例えば普段メシ時や 喫煙室等で喋ってるような井戸端会議を、そのまま番組として 流した場合どうなるか。

 結論から言ってしまえば、受け入れられないのが正直な所だと 思うんだ。言葉通りのうだうだな番組やってるだけならね。

 だから実際にはNR-FMにせよ五村富士にせよ、どこかしらで 「これは番組である、これは人に聞かせるものである」ということ を意識してるってのが実際の所だと思うよ。

 となると実は「うだうだ」という曖昧なキーワード使ってても それはあくまで表面的なものに過ぎないって言えるんじゃない? 言ってしまえばメッキ。

 じゃあこのメッキ、どうゆう意味合いを持つんだろうね? そこらをちょいと考えてみるんだけど。

 一番に浮かんだのは「ごまかす」ってこと。わざとキツい言葉を 選んでみたけど、これをちょっと肯定的に捉えてみようかと思います。

 例えばNR-FMにせよ五村富士にせよ、通常日常的な言葉の範囲で 喋ってるんですけど、仮にこれを文章に落とすとかして改めて 文章単位で眺めてみると、結構キツいこと言ってるんよ。

 でも、じゃあ実際にNR-FMなり五村富士に実際に抗議や訂正要求が 頻繁に来るか?と言ったらそんなに数来ないと思うよ。数的には 「骨折るつもりでデッドボール投げつける」傾向のあるfmc最低差異判所 の方が多いはず(推測だけど)。

 で、これ見てると「聞き手の中で『抗議してやる』と思わせない、意識させない」 つうこと言えるんじゃないかと思って。同じキツい事言ってるにせよ、 そのものを前面に出すのと、周りの普通の言葉でオブラートに 包んでドサクサ紛れに出すのとでは、えらい差があります。

 下手すりゃオブラート包み過ぎて、それが毒かどうかすら判別つかない。 仮にバレたとしても、「ごめ〜ん、間違えちゃった〜(はあと)」なんて 笑顔で返されちゃった日にゃ「いえいえいえお構いなく」と思わず 許してしまいそうだし。

 その点五村富士は有利やね。五村富士女性軍団に攻め寄られたら車に 轢かれても流血しながら許してしまいそうな・・・コホン、話それた。

 で、全体的な傾向として、直球インハイでぶつけまくるよりも、 小技小技でかわしつつ最後に打ち取る芸風(?)の方が全体的に ウケがいい風潮ってやっぱりある。この辺はやっぱり日本人気質なのかな などと思ったりしてます(自分も直球投げるだけに経験的にわかる)。

 こう考えてみると、案外うだうだって高度なテクニックなんだと 思うよ。それだけにうだうだならではの難しさってのは絶対あると思う。

 もちろんうだうだ一つですべてかわしきれる訳ではないよね。 下手打ちゃ「無責任」「不誠実」なんてレッテル張られて泥沼に陥って しまう危険性もある訳で。この辺には気を付けつつ、笑いながら かわしていって欲しいものです。

 <おまけ>

 現行インターネットラジオ(抜粋)のさぼてん独断際どさランキング。

 <衝動犯>
 ↑RADIO-DONTACOS(打者無視の大遠投大会)
 |五村富士(投手もどう変化するんかわからん変化球)
 |NR-FM(3球連続ボールの後にド真ん中)
 |WIBC(外角内角使い分け直球勝負)
 |Radio13(デッドボールまであと5mm)
 |最低差異判所(とりあえずぶつける)
 ↓FM-MONDAY CLUB:QIC(ボールが砲丸投げの鉄球)
 <確信犯>

 シャレです。すんません。謝るなら書くな俺。


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