小ネタ万歳:99年10月〜11月ベストチョイス。


 つー訳で久々になります。小ネタ万歳ベストちょいす。

 今回は99年の10月、11月からピックアップしてみました。


五村富士「紫のマネキンリターンズde平吉2」

 五村富士・Radio13WIBC和歌山インターネット放送局、3局出演メンバーによる合同番組。 フリーマーケット会場にて行われた全編ロケ録音番組だったのですが。

 ベストチョイスに入れました。ただし、これには条件がある。

「聞き手がこの3局がフリマを開くことを既に知っていること。そして フリマ出店したことに対して既に感情移入していること。」

 この回の放送を聞くには↑が絶対条件になるんです。逆を言えば、 いきなり聞いた人とかは何が何やらさっぱり訳わかんなかったでしょうね。

 ですので、あくまでこれに関しては「3局のヘビーリスナー向け ボーナストラック」的な番組だったと思います。

 つー訳で思いっきりヘビーリスナーの私は・・・。

 いやはや、笑った笑った。腹抱えて笑ってました。フリマ売れ行きという 名の現実に押し潰されるメンバーの感情が手に取るように伝わってきましたわ。

 商品売れないメンバー焦る。リスナー来ないメンバーヘコむ。 CD-ROM売れないメンバー暴れる。最後ヤケになって絶叫&絶唱。

 昭和枯れすすきか、君らは。

くりらじ「トーキングブルース」特番:下関駅通り魔殺人事件特集

 下関で発生した通り魔事件の検証する形での討論番組、だったのですが。

 非常によくまとまってたと思います。お見事。

 普通こうゆう討論モノって話題がどうしても横に広がりがちで、 結局収拾つかなくなるのがほとんどなのですが、この辺を終始うまく コントロールできていたのが勝因でしょう。

 精神病んでいる者に対しての罪と罰の意識、マスコミの報道体制、 被害者及び加害者周辺への影響、犯行動機の推測・・・。 ここでもいろんなトピックに話題が及んでいましたが、話があちこちに 飛ぶこともなく、論点の整理が非常に簡潔で聞きやすかったです。

 出演本人達の間ではまだ多少の消化不良感もあるかもしれませんが、 「聞き手に聞かせる」ことを考えれば、これ位の踏み込みがもっとも 適当だったと思います。

くりらじ「ベリエキップ」99/10/25〜99/11/01放送

 もういっこくりらじから。

 2週に渡って行われた現状&自己分析放送。 どちらかというと「皆が聴いて面白かったであろう」といよりは 単純に「俺が面白かった」の方が強いんですけどね。

 コミュニティFMの現状問題点の洗い出しから始まって、 インターネットラジオが持つ特性、既存メディアとの差別化、同じ インターネットラジオサイトの中でも表わすべき個性、それを リスナーに受け入れてもらうために必要なこと・・・。

 いろんな話が出てきました。考えるべきことが山ほど出てきて 消化不良感もあったかもしれないんですけど。私はこうやって 今抱えてる問題点、課題、将来の希望が言葉の形で羅列できたつー ことが大きかったと思うなぁ。

 じゃあこれを基にこれからどうやってやってくんだ、つーのを考えれば いい訳ですしね。逆に今すぐに結論が出るようなことじゃない。 これから試行錯誤重ねて「身につけていく」んでしょうね。

Radio13「マネキンリターンズ」99/10/10〜99/10/17

 これも2週に渡って行われた菅原文太主演映画「一番星シリーズ」特集。 素直に笑った笑った。

 映画まったく見ない私のような人間でも「お、見てみようか?」とすら 思わせましたからねぇ。「一番星」というネタの選択がRadio13の 持ってる「味」と見事にマッチしたのではないでしょうか。

 Radio13ってもう今あるラジオサイトの中でも安定してる部類に入る んでしょうけど、それでもこうゆうネタを振り出せるってことは、 まだまだ潜在的なポテンシャル秘めてるんでしょう。

 もっと、もっと上を。


 とまぁこんな感じなのかな。

 今回の全体的な印象としては2つ。いっこは今回バカ受けしたのはなぜか 10月に集中したっつーこと。まぁこれは聴いてる私の気分というのも あったかもしれないんですが、それにしても10月はどこの局もはじけてた (ブチきれてた)ような雰囲気ありましたね。そうゆうサイクルってあるのかな?

 で、もういっこはやはり「くりらじ」の存在そのものでしょうねぇ。 やっぱり目をひきましたわ、いろんな面で。こりゃダークホースどころか 本命対抗クラスに持っていってもいい位。

 他もうかうかしてられねぇぜ、と全員を煽っておきましょう。

 んじゃ今回はこんな感じで。次回は年末年始特番特集かな?


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