99年12月〜00年01月ベストチョイス。


 つー訳で2ヶ月ぶりのベストチョイスっす。

 純粋なベストという意味では今回が最後になると思います。 当面の間は新規サイト探索は程々にして自分のお気に入りを自分の 趣味で自分のペースでという、本来の聴き方に戻そうと思っております。 感想とかはその都度思った時に、ここで文章にするなり、サイト宛てに 直接メールしようと思っておりますので、各サイトの皆さんは覚悟する ように。何を。

 でもその分、今回のはマジでベストセレクションになると思う。 なにせこの2ヶ月でDLしたファイル容量、200M越えましたからね。 聴きまくったかんね、あのサイトもこのサイトも。 その中で名前挙がったサイトは以下の3つ。存分に自慢してくだされ。

 で、まずはこっち。年末年始にも取上げさせてもらった特番特集。 かなりのサイトが趣向をこらしていろんなことやってくれました。 単純に「聞き手に聞かせよう」という意気込みが伝わってきました。 この点は素直に嬉しかったです。

 でも、実はベストセレクションに挙げるとするならば、この1点 買いになる。

Click R@dio〜くりらじ〜:00/01/10放送分 どーするどーなる2000年特集

 他サイトの皆さん、怨まないでね。他が悪かったんじゃないのよ。 ここが良すぎたんです。

 正月休みの時には聴きながら「あ、これはセレクション書こうかな、 あ、これもかな」といろいろ目移りしてたんよ。でも、これ聞いた時、 全部他の番組内容全部どこか消え失せちゃった。

 そん位完成度が高かったです。

 敢えて誇張を恐れずに言えば、これ聞いて インターネットラジオが他のメディア(AM・FMラジオはもとより テレビ・新聞・雑誌etc)に決して劣らない、それどころか優位に 立つことすらできる媒体であることを、実物の証拠として 目の前に突きつけられた。

 そん位のインパクトあったよ。私にとっては。今までずーっと インターネットラジオ追っかけやってきたけど、過去の全サイト全番組合わせても ベストの部類に入るんじゃない?

 特に第二部「どーするどーなる2000年のネットワーク」は目から鱗 落ちまくりでした。現在のインターネットが抱えてる過去、現状、そして 今後の展望。こんだけ抽象的なテーマを、ちゃんと事実を踏まえた上で トークとして聞かせる。堅くなりすぎることもなく、バカ話に終わらせる こともなく、30分間で論評としてもエンターテイメントとしても ちゃんと成立させてる。びっくりした。

 他の部もそれぞれ自分達の持ってる長所存分に発揮できてましたし、 これをけなそうというのが無理な話です。

 これぜひともバックアップとして、聴き損ねた人にも提供 できんもんですかね?>くりらじさん


 とまぁこんな感じで。

 で、一応年末年始の特集組んだ身分としてサイト全体の総評を書くと、 「特番」とは言いつつも、やっぱり普段の番組が持ってるポテンシャルが、 そのまま特番にもつながった、ほぼ実力通りという感じでしたね。 (逆に厳しい言い方をすれば、本当に番組が「特番」になりえたのはくりらじだけ だったということになると思う)やっぱ、普段いかにオモロイものに貪欲に なっているかの差が、まんま形になるんだろうなぁ、と思いました。

 まぁ何はともあれ、皆様お疲れ様でした。


 んじゃあとは通常の放送から今回は2つ。

最低差異判所:B級シンポジウム「革命」「大人」 第61回放送分

 うん、この回面白かったです。まったく違う側面の2本を同じ日に公開した手法 ってのは正解でした。

 「大人」でラブホ話で盛り上がるかと思えば「革命」では自分達はこんなことも 考えてるよ、てきな側面をちらつかせて。元々最低差異判所はこの一見相反する よなふたつの顔をムリヤリにでもつなげて聞かせるタイプだと思いますし、回を 2つに分けたことで却ってそれを鮮明に表現できたんじゃないかな、と思うのですが 如何でしょう。

 あと個人的には、最近「捨て回」が無くなってるような気がします。 地道ながらも着実に力は秘めてます。やっぱりド派手に成長している くりらじとかと比べるとどうしても地味さが抜けないんだけど、3年後、5年後まで 見据えていくと、末恐ろしいポテンシャルをも秘めているような気がします。

FM-MONDAY CLUB:トラエもん 第1回放送分

 ニュースにも書いたんですけど、これは意表を突かれましたね。 「就職トーク」かぁ。思い付きもしなかったなぁ。この時点で勝利。

 パーソナリティのトルネードまり、ラニーニョあやか、エルニーニョふみかの 各お三方にとっても現実的な話題ということもあって、 聞いててちゃんと話題が地に足ついてます。なかなかいい感じですよ。 今後の期待も込みでべすとせれくしょん行き。

で、ちょっと話ずれちゃうけどいい?この機会を逃すと書くチャンス ないものですから。このトラエ3人娘、「QIC」のアシスタントも務めてるんです けど、このトラエトライアングルになってからPara-T氏が一人で引っ張ってる印象が 薄れて、ちゃんと4人の番組になってるような気がするんですよ。 いい意味で3人娘がPara-T氏のブレーキにもなり、加速装置にもなってます。

 あと個人的にはエルニーニョふみか嬢にちょっと注目しています。 柔らかい口調と落ち着いた声のためか地味に聞こえがちなんですけど、 なかなかどうして、 言ってることに筋ビシッと通ってます。「聞いて思わずうなずきたくなる」意見を 発してます。これが「QIC」にもかなりいい影響を与えてる気がしますね。 この傾向が顕著に表れ出したのがトルネードまり嬢登場後から、 つーのが非常に興味深いです。


 つー訳で以上3サイトでした。やっぱ過度に数聞いちゃうと印象に強く 残るのは限られちゃうってのはあるかもなぁ。

 さてと、次回からこのベストチョイスはどうしよっかな。 まぁ要望があれば期間再び長くした上で継続ってことでひとつ。 無ければこのまま消え去りまする。ひゅるるる〜。


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