FM-MONDAY CLUB評(1):「冒険」と「着実」のバランス。


 ・・・・・せ・・・・・設立1976年〜!?!?!?

 ってオレその時3歳やんか〜!!!(当方1973年生まれ(笑))

 という訳でコミュニティFM老舗中の老舗に登場して頂きました (って私が勝手に使わせてもらってるだけですけど)。 コミュニティFMにて放送された番組をRealAudioでも流しています。

 コミュニティーFMの分野としては「熊本にfmcあり」という 所まで確立できているみたいです。これ聴いたら納得できますよ。 うまいもん。これそのまま大規模FMとかの番組とかで流しても まったく違和感ないはずですよ。数字も取れると思う。 いわば完成形なんですよね。やっぱ時の力は偉大だなぁ。

 だから正直、ここで取り上げるかどうか、迷った。WIBC以上に 突き抜けてますからね。

 でも書く。書いちゃう。理由はもうこの1点。「QUEMULE INSIDER CLUB」 メインパーソナリティー、ParaT氏。

 この人マジですごいよ。わすびびりました。

 しゃべりにせよ内容にせよ、一本ビシッと筋通ってる。しかも おもしろいわ。時折かなりきわどい事も言いつつも、ちゃんと 知識と経験に基づいて計算しつつ喋ってるから、失言には ならない。ちゃんとした意見になってる。

 PataT氏の喋り聞くだけでも、十二分にこのサイトチェックする 価値あります。

 あともういっこ、Web見てて思った点。

 このfmc、地元でイベント開催したり、フリーペーパーを 発行するなどと、放送以外でも結構いろんな企みをやってます。

 放送を軸にさまざまな分野に手を広げていく、というのは 誰しも考えることだし、理想形のひとつでもあると思うんだけど、 このfmc見て思ったのは、「あ、自分の守備範囲わかってるな」 ということでした。こう書くと二通りの意味合いで取れますけど、 ここでは当然いい方として。

 「自分達はここまでしかできないから」という同じ前提があったとしても、 だからそこまでで完結していればいいのか、それともその殻を少し だけでも破ろうとするのか、この2者はかなりの差があると思うんだけど。 fmcはこれを理解した上で少しずつでも上に行こうってのを感じます。 地に足は付ける、でも時には踏みきって飛び上がってみる。 この辺の配分コントロールがうまくできているなってのを感じました。

 インターネットラジオ局というよりは、それよりももっと大きな 括りで今度の動向をチェックしておく必要があるような気がします。

 面白い存在だな、ここ。

<余計な一言>

 残念なことにDTIからだとストーリミングではなかなか聞けない状態なんですよね。

 ダウンロードに頼らざるをえない。しかもダウンロードも失敗することが 多いんですよねぇ。28800モデムってのはやはりハンデなのかなぁ。

 tracerote打ってみたら、やたらと中継通ってるみたいだから、 この中間に回線細いところあるんだろうなぁ。DTIにもどうしようも ないし、ましてやfmcにもどうしようもないんだよね。 インターネットの技術使う以上の宿命みたいなもんだし。 時間が解決してくれる(中継地点が増強してくれる)のを待つしか ないのかも。

 もちろん他のプロバイダから見るとか、回線速度上げるとかしたら 十分にカバーできると思います。

 う〜、やっぱISDNかぁ〜??お金ない〜(笑)。

 (↑と書いてたら、近日ISDN移行が決定しました。これでfmcもストレス なく聞けるぞ〜、すんません、めっちゃ個人的)


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