Seven Heaven Livewave評:BGMを蹴倒して。
私が聴く(=このぺージで取り上げているサイト)中では もっともFM的な番組ですね、これ。
あ、AM・FMの区別がわからんか。もうそのまんまのイメージ で結構です。AM=喋り一本、FM=音楽、雰囲気という感じ。
このSeven Heaven Livewave、常に何らかのBGMが 流れてます。で、それをバックに喋りを展開していくと。
言ってしまえばごくごく「フツー」の定番スタイル。 実際こうゆう形式で展開してるサイト(特に大手プロバイダ等) ってかなり多いです。
私だって仕事あるし眠いしで、すべてのサイトチェックできる 訳じゃない。となると「フツー」のサイトってのは やっぱり切り捨ての対象になっちゃいます。少なくとも私の中ではね。 ごめんね>切り捨てられてる皆さん。
んでもこの番組、なんか切り捨ての網をすり抜けちゃいました。 逆を言えばこれ、こうゆう定番スタイルでも面白いもんは面白い ってことになるんだろうね。
私が考えるにポイントはふたつ。
ひとつは岩手・盛岡という地域性ね。これはWIBCとかにも共通して 言えることなんだけど、やっぱ「そこならでは」っていうのがあるんよ。
とは言っても観光名所紹介とかそんなんじゃくって(そんな事やったら 速攻で叩き切ります)、普通の喋りとか地名といった、無意識の内に 発せられる単語、アクセント、そうゆう部分に興味がくすぐられます。
何気ないことでも「へ?今なんて言った?」思わず巻き戻させちゃう。 多少申し訳ないんですけど、こうゆうのあります。自分のこと棚に 上げてね(ちなみに作者の私は愛知在住。名古屋の常識全国の非常識だからなぁ)。
で、もういっこ。こっちの方が重要かな。
こうゆうスタイルでやってると、致命的な欠点をさらしてしまうことが あります。というのも、「喋りがBGMに負ける」ことがあるから。 下手にべらべら喋ってるだけだと「えぇいうるさい!喋りいいから 曲流せ!」って思っちゃう。
この罠、うまくすり抜けてるんですよね。下手すると「ええい、 曲いいから喋り流せ!」となってしまうこともあります(笑)。
結局はスタイルなんか二の次で、喋り手次第なんだなぁ、ってことを 考える訳なんです。まる。
<余計な一言>
ちょっと今、更新が途絶えています(99/03/10現在)。 内部情報的に教えてもらったのですが(ありがと〜>某)、 なんでも今本業が忙しくてとてもじゃないけど番組まで手が出せない 状態なんだって。
これはもう個人ベースの宿命だよね。作れるときに作れば いいと思うし。本業頑張ってください〜。