屍と化したホームページ?


 ホームページを作っていると、自分が見ている時で「この人は こうゆう目的で作ってるな」という事は意識するようになってきます。

 当然、ホームページによってそのレベル差はどうしようもない位 幅がありまして。中には「なんじゃこれ」とでも言いたくなるような ものもありますが、その辺のバッシングは今回の守備範囲ではないので、 詳しく知りたい方は藤原博文さんのページにでも飛んでいって 下さい。(ちなみに藤原さんのホームページは全体的にすごく情報の 質が高いです。同じ藤原でもおお違いや)


 それにしても相変わらずパソコン雑誌、特に初心者向けの雑誌は「ホームページを 作ろう!」「HPで世界に発進!」といった記事が踊りまくっていますね。 阿波踊り1年中やってるようなもんですね。(なんなら阿波の字を「泡」に 変えておこうか?)

 でも、相変わらずやってる内容は「GIFアニメを作ろう!」とか 「これであなたのページも大変身」とかそんなんばっか。確かに 素直に真似すれば、少なくとも見栄えはリッパなものができますよ。ええ。

 でも・・・それにしても・・・・。「ガワばっかり立派で中身空っぽ」 のページが余りにも多すぎやしませんかね?

 ちょっと前までは見かけ倒しといえば企業ページの専売特許 でした。でも最近はさすがに勉強していると言えて、そこそこ 「見がいのある」ページも増えてきました。(相変わらずふざけんなと 言いたくなるページもありますが)

 ところが、そんな昔の悪しき習慣を、どうもよりによって個人ページが 引き継いでしまっているような気がしています。ほんと、「よりによってなぁ」 と100回繰り返してみたくなる気分です。

 確かに、見た目はきれい。様々な演出で楽しませてくれます。 「まだできて1ヶ月のホームページですが・・・」とか書いてあっても 既に見た目はウチのHPを遥かに超越したページが売るほど存在します。

 でも内容が。肝心の内容が(泣)。

 自己紹介とYahooへのリンクだけで何がホームページじゃ!(笑)

 言っとくけど確かに自己紹介だけのページ、というのもありだとは思います。 名刺の代わりになるからね。実際私のネットワーク上の知り合いの一人は まさに名刺の代わりとしてホームページを作っているし。本人曰く、 「顔写真と簡単な自己紹介だけだけど、これだけでも結構仕事には役に立つ。 名刺だからあれ」だそうです。

 こうゆうのはいいのよ。ホームページ作る目的と内容が一致してるから。 でも、こうゆうのは稀なケース。

 これから順次制作していきますのでよろしくお願いします、って言って おきながら半年以上更新していないページがどれだけあるか。そして、 そのページを見るために電話代と時間使った俺の立場は(笑)。

さらにそんなページの主はぬかしやがるんですよ(実際に言われた事 は無いので想像ですが)。

「だって、アクセスカウンタ増えないんだもん」

 くわぁ(脱力)。本末転倒も行くところまで行ってしまったの典型。 どんどん更新してホームページとしての質・精度を挙げていくからこそ カウンタも上がっていくんでしょう?

 「ホームページで何かを発信したい」じゃなくてただ単に「ホームページ 作りたい」だけだからこんな事になっちゃうんじゃないでしょうか? 目的がズレてるというか。

 ホームページ作ってそれで満足、じゃあもういいや。ってのも楽しみ方 としてはありなのかもしれません。でも、せっかくURLドメインまで持って るのに、ただそれだけの使い方じゃ余りにも寂し過ぎやしませんかね?


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