新着別 分類別プロローグ・派遣というか会社。
今、この文章、眠れない夜の2時過ぎにこつこつと書いています。 どうせ眠れないんだから布団の上で苦しんでいるよりも、こうやって文章書いていた 方がマシです。という訳で、今回は会社のお話。この関係のお話はおそらくシリーズ化すると 思うんで、今回はプロローグとして現在の環境のお話なぞしてみたいと思います。
本当は、この会社関連の話だけでひとつのホームページにしてしまおうと目論んで いたのですが、「笑い」じゃなくて「グチ」になる、という事でボツにしました。 笑いを取るはずがいつの間にかただのグチになってる、という図式が目に見えていたので。 したがって、こうやって多種多様の乱文のひとつとして「会社」というネタを 仕込んでおくことにします。
さて、現在の私の職業ですが、簡単に言うと「派遣プログラマー」なるものを やっています。本来私の所属する小さい会社から人材派遣という名目で 某大手企業に居候している身分です。
はっきり言って周りからは「派遣なんてなんでそんなもんやってんだ」と 思われてますね。実際私の親も親戚も「大学院まで出したのになんでそんな・・・」と 嘆いておられます。(大学院出たからって、別にどうなるもんでもないと思うが・・・ 俺は遊ぶために院行った訳だし)
そんな訳で何かと悪印象の強い派遣業務(それもプログラマー)ですが、 案外今の所水になじんでいます、無理することなく。
理由はこれ。
・上司がいない。
自分の会社から今の派遣先に行ってるのが私一人な関係で、社会人の 10人に9人が悩まされているであろう上司、というのが私にはいません。 もちろん自分の本来の会社には上司はいるのだが会うのは良くて1ヶ月に一度、 それも結構あっさりしてる人なので、「上司問題」とは一切無縁の生活を送っています。・先輩・後輩の差がゆるやか。
これも派遣先の人たちが皆「よその会社」の人な関係上。普通先輩が後輩呼ぶ時、 良くて「くん」付け、呼び捨てが当たり前。(なんだかんだでこの辺の意味無い上下 関係、バカだよな、やっぱ)それが入社1年目で「さん付け・敬語」ですもの。 あとプログラマーという職種が「年よりキャリア」という傾向が強いのも 影響してますね。おかげで対人関係はいたって良好。ま、これだけでも皆にはうらやましがられていますが、私にとってはこっちの 方が重要な訳で。
・金もらって勉強できる。
勉強、と言う意味は様々です。純粋に設計・言語技術などのSE・プログラム 技術の取得、という意味もありますし、「社会勉強」という意味もありますね、一応。 (私の場合「知識」として頭に入れた上で踏みにじることが多いが) 今までさんざ金払って勉強してたのが、勉強した上でさらに金もらえるんですから そりゃおいしいでしょう。野球一本で金もらって有名私立行かせる親の気持ちが よくわかる(笑)。・いろんな会社の事情がわかる。
やっぱりこれかな、最大の利点は。ただでさえ2つの会社に「所属」してる身ですから経営方針から内情までイヤでも耳に入ってくるし、同じ「派遣職」の人から他社の 情報とかでも割とすんなり聞く事ができる。(それもこっちが尋ねることなく) これは「ふつ〜の会社でふつ〜の仕事してる」だけじゃ絶対無理ですね。 第一限られた場所・限られた時間じゃ得られる物なんて少なすぎる。 特に私の場合「ひとつを深く」より「広く浅く」を意図的に取る人間ですので なおさらこうゆう環境はありがたいです。とまぁ、今の会社生活に不満爆発寸前の人たちが読んだらすぐにキレそうな 環境ですね。私の働く環境って。
ただし。私が「派遣も悪くないよ」と言うためにはひとつ前提条件があります。 それは「短期的スパンで見れば」という事。逆を言うと私が派遣を選んだのは 時限爆弾のように時期を決めているからです。サラリーマンという立場で働いていく ということに。
ぶっちゃけた話、派遣だろうが、常駐だろうが、私の場合サラリーマンという立場で 一生を全うしたいとは思わない、思いたくないです。時限爆弾が爆発する何年間かの 間にいかに得る物を得られるか、これを計算した上で出した答えが「派遣」だった、 というだけの話です。
これから会社の事、派遣の事、様々な事を書いていくと思います。ただの笑い話と なるか、意外と盲点を突けるかは気まぐれ次第。どうぞごゆっくりお待ちください。
じゃ、ネタ決まり次第順次ブチまけていきましょかね。感情中心で。