お**ろ談話室


 とりあえず今、腹の中煮えくり返ってます。 名護市長・比嘉鉄也(もう呼び捨て)が住民投票の結果を 無視し、基地受入を強行決定しました。

 比嘉、もうお前自殺しろ。死んでしまえ。日本どころか世界の恥。 そしてそれを支持した政府及び自民党。もうお前ら今後民主主義 って言葉使うな。独裁主義に転向しろ。

 とまぁこんな感じでその他言葉にならないありとあらゆる 罵倒の言葉が頭の中を駆け巡っておりますが、それ書いても 読んでも面白くもなんともないんで、ちょっと趣旨変えてみました。 どっかで見たことのある文体&形式なんですが、 まぁお付き合いください。


第1話
「名護市長、海上基地受け入れ」の巻

「沖縄県名護市の市長が海上ヘリポート建設受け入れを表明したね。」

「あぁ、住民投票の結果反対票の方が上回ったにも関わらず それを覆しての決定だね。」

「比嘉市長って人?いかにも悪そうな顔してるもん。」

「顔で決めるなよ!」

「あの顔3人は殺してるね」

「決め付けるなよ!人殺しが市長やってる訳ねぇだろ!」

「でも今回の決定って釈然としない人多いだろう。」

「だろうね。せっかく岐阜県御嵩町や新潟県巻町で 注目され始めた住民投票の意義を踏みにじる結果に なっちゃったからね。」

「で、比嘉市長はそのまま辞任だってね」

「あぁ、無責任、敵前逃亡の非難は避けて通れないだろうね。」

「すごい借金背負ってたんだろうなぁ・・・」

「なんでだよ!」

「24時間借金取りに囲まれて。」

「どうやったらそんな想像できるんだよ!」

「人殺したくなるのもわかるよ、うん」

「しつこい!それ以上言ったら殺す!」

「でもこんな住民投票までやったのにこんな結果になっちゃったの?」

「住民投票自体に法的拘束力が無いからだよ。住民投票 の請求自体は直接請求できるけど、それを決定するのは 県や市町村の議会だし。たとえ投票で反対が多くても 投票結果そのものにも強制力は無い。だから選挙と 違って投票結果が反映されない、という事も起こって しまうんよ。」

「ふ〜ん、なべおさみの狂言みたいなもんか。」

「たとえが古い!しかもわかりにくいわ!」

「でも実際こうなったって事は、はなから私は住民の意見 なんか聞くつもりはありませんでした、って事だろ。」

「う〜ん、反対派に言わしたらそうゆう事になっちゃうね。 でも市長も苦渋の決断だったんだよ。民意か地域発展か の狭間で。」

「だったら反対に投票した16000余人の民意はどうなる ってんだ!ふざけんな!」

「お、さすがに怒ってるね。」

「こんな事するんだったら、せめて投票前に16000人殺しておけ!」

「大虐殺じゃねぇか!」

「でも、実際市長も辞めちゃったし、今後どうなるの? このまま収まる訳がないと思うんだけど。」

「だろうね。実際には辞任による市長選挙が行われる ことになるし、そこで改めて民意を問うということになりそうだね。」

「またやり直しなんだ?ということは推進派有利だね。」

「えらい決め付けるな。なんで?」

「もし反対派の候補が勝っても、比嘉前市長が沖縄発展を名目に 当選取り消せるじゃん。」

「取り消せねぇよ!選挙の意味無いだろ!」

「でも今回やったことってそうゆう事じゃん。選挙だったら1票 でも多い方が勝つのは当たり前だろ?なんで何千票も差が開いてる 投票の結果を勝手にひっくり返せるの?誰だって納得できる 訳ねぇじゃん。」

「確かにねぇ。もっと強制力のある住民投票ができる ような法整備が必要だね。」

「でもそんなのちんたら待ってたら立法できるころには俺達死んでるぜ。 それよりももっといい方法がある!」

「お!?何?」

「投票所にめっちゃ長い紙置いて、そこに「賛成」「反対」 の2本の線を書く。投票に来た人は、そこに一本ずつ、 線を書き足していくの。」

「・・・・・それ、アミダクジ!」

「多数派工作なんてまったく無意味になるしね。新たな 作戦が必要になるな。名づけて奇数派工作。」

「なんじゃそりゃ!」

「反対派とかこう騒ぐんだよ。『やばいぞ!このままだと 当たりが推進に行っちまう! おい富さんや、裏のヨネばあちゃん引っ張ってきてくれ!』」

「訳わかんねぇよ!」

「推進派も黙ってなくて『くそぉ、反対派のやつ、やりやがったなぁ。 こうなったら2丁目のポチ連れてきてくれ!』」

「どんな投票なんだよ!」


 下書き無しぶっつけ本番の割にはなかなかまともにできたな。 これシリーズ化していい?

 やっぱりだめ?


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