ホムペ更新倦怠期


 だるー((C)某Y氏)。

 今週に入ってからなんか文章書く気が起こらなくて悶々とした 毎日を送っておりました。いいかげん更新もしなきゃいけない なぁ・・・と心の片隅では思っていても体が、指が動かない。 な〜んも書かれていない空白のエディタを前に口をあんぐり 開けながら呆けている状態。

 ホームページ作っている方 なら大抵この気持ち、お分かり頂けるのではないかと思います。 ホームページを作るのをやめない限り いつまでもつきまとってくる死神のような存在ですからね、更新って。

 ホームページの更新ってやっぱ基本的に大変です。ていうか めんどくさいです(言い切るなよ>俺)。特にこの ページのように何の情報も提供していない、悪口暴言だけが 頼りのページにとっては更新こそ命。更新の頻度がそのまま ホームページそのもののクオリティに跳ね返ってきますから、 迂闊に間を開けられません。

 そもそも好きでやってるんだから、めんどくさけりゃ すっぽかしちゃえばいいのに、と思いながらも結局は眠い目をこすりつつ 文章追加してしまうってのもしばしあります。結局 多少なりの義務感は感じてしまうのも事実なんですよ。

 という訳で今日は「ホムペ更新倦怠期」(勝手に命名)について。

 Web漁りしてるといっぱいありますね、 更新が96年とか97年の前半とかで完全に途絶えて 腐敗してるページ。死体の山のように転がっています。 今一瞬、ナイキのCFでやってたマラソンの途中で力尽きて ぶっ倒れるシーンが脳裏に浮かんだんですけど、まさに あんな感じ。

 個人ページのWhat's Newとか見てるとそのぶっ倒れ方が 克明に記されていて同情しちゃうんですけどね。

 ページの作り始めはやっぱり面白かったらしく、2、3日 おきになんらかしらのページが更新されてる。元気一杯 なんですね。それが時間の経過と共に 4日おき、1週間おき、2週間おきと更新間隔が広がって いきます。そして1ヶ月単位の沈黙に入ります。 倦怠期の始まりです。しかし、面白いもんでこのまま 自然消滅って訳じゃないんです。大抵のパターンは ここから一度は復活します。何ヶ月か空白があった後、 「開いてしまいました。申し訳ございません」となって 突然また更新ペースが上がるんです。でも、そんな復活も 長くは続かなくて、また停滞、そして息の根を止める・・・。

 なんか見てると人間の一生を記してるみたいで切ないん ですけど(おい)。やっぱりこうゆうページ見てると 倦怠期に打ち勝てなかったんだなぁとつくづく感じます。

 で、自分も照らし合わせながら考えてみるんですけど、 「更新したい」って気分と「更新めんどくさい」って気分。 どっちも本心なんですよね、これ。普通なら建前があって 本音があって葛藤してって図式なんですけど、この 場合どっちも本当だもんなぁ。やっぱ面白いけど めんどくさいんだもん。

 そりゃガンガン更新してホームページの品質上げてくのも 楽しいよ。でもその一方で他にもやりたいことある訳でしょ? ゲームしたい、メシ食いたい、デートしたい、寝たい。 大抵の人にとって(当然俺も含む)あくまでホームページは 楽しみの中のひとつであって、すべてじゃないんだもん。 数ある欲求の中で何を優先させるか、という問題であって どれを選んだからと言って一概に責めることもできない んですよ。
(これが個人ページカスッカスに叩くことができない 理由の一つでもあるわけですが。企業は別。)

 だからといって「人生の楽しみすべてホームページにぶつけてます」 みたいな気合入り過ぎてるようなページだとねぇ。 確かにこうゆうページって倦怠期とは無縁そう なんだけど、逆に反動大きいんですね。 今まで期待一色だったのが一気に失望しちゃって ガタンと落ち込んでしまう。こうゆう感じで潰れて いった個人ページもいっぱいありました(遠い目)。

 そもそもホームページも充実させて、 さらにその他の自分の生活も充実させてっていこうと するとすごく微妙な調整能力が必要になります。 あくまで両方の欲求を前衛的に満たしていかなきゃいけない んだもんな。どっちが崩れてもダメ。難しいと思うよ。

 結局両立させるための解決策って「考えない。好きなように やる」しかないのかも。「ホームページ」「生活」じゃ なくて、「生活の中のホームページ」って気楽に考えちゃった 方が精神的に安定するような気がします。倦怠期を倦怠期と 感じないこと。無責任になっちゃう方がいいんですよ。

 めんどくさいときは寝ちゃう。つまんないときは 別のことして遊んじゃう。一方で面白いと思ったら 勢いで作っちゃう。いいじゃんそれで。 人間、完璧じゃないんだから波って絶対あるし。 無理して優先順位つけたりする必要なんか無いんです。

 いつの間にかホームページが生活の大部分に反映するように なっちゃって、楽しみのはずが義務感に変わる。それって作る立場 として一番不幸なんじゃないですかね?


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