新着別 分類別「網」のない世界は
世間様は働いてる時間にWeb見てぼけ〜っとしている 幸せ者の皆さん。Webもメールもない世界、想像したこと ありますか。
画面からぽちっとマウスを動かせば、すぐに欲しい情報が 得られる。これってつくづく幸せな状況なんですよねぇ。
何をしみじみとしてるかって？見られない環境下 に追いやられてしまったんですよ。私が。
今までは本来の派遣先が作業場所でした。そこは ネットワーク関係に力いれていることもあり、Webは 見放題、メールも制限付きとは言え一応使うことも できました。
ところが風雲急を告げるとはこの事なのでしょうか。 先日から派遣先のクライアント、言い方はややこしいですが 要するに派遣先のさらに派遣先に飛ぶことになってしまった んです。期間はおそらく２ヶ月。（それ以上になる可能性もある）
ネットワーク環境という意味でいけば天国から地獄とは このことなのでしょう。新しく来たこの場所、ネットワーク とは完全に無縁。Webもメールも完全に使用不可。 環境は整ってるのですが、セキュリティの関係（＋政治的判断） で社員ですらWebもメールも許可が無い限り見ることは できません。セキュリティ突破も試みましたが失敗に 終わりました。ってそれはハッキング言うんや、俺。 現在の作業場所は、まさに作業するためだけ、の 場所になっちゃってるんです。他にしてみれば当たり前なのですが。
でも今までが今までだったから、正直かなり精神的に辛い。 何よりWebが見られないというのは私にとっては死刑宣告も 同然。大げさになにを抜かすという方もいるかもしれませんが、 私にとってはそうなのです。そうゆう事にしておいてください。
さて、今回の出張（みたいなもの）のせいで、予期せず 復活してしまったものがあります。
Web環境が無い状態で、まず復活したのが本。 私、仕事用の本買うのが もったいなくてしょうがなかったので、Webで公開されている マニュアルページを常に表示参照しつつプログラム こなしてました。売られている本と違って、かゆいところに 手が届くマニュアルページが多いので、「別に本なんかどうでも いいや〜」と思っていました。ところが今の環境では Webが見られない。仕方なく買いましたよ。おかげで 財布寂しくて仕方がありません。
本という意味では仕事に使うドキュメントとは別に暇つぶし用の本 に関してもその地位は復活しました。Web見られる環境に いればそりゃ本読みませんって。 ブラウザさえ開けば死ぬまでかかっても 読み切れない読み物が詰まってるんですから。 実際、もとの派遣先では みんな昼休みWeb見ながらお弁当食べてましたし。でもこれも 環境があってこそ。今まで家で埃被ってた本の山が しっかり生き返っています。
やっぱり本ってWeb無い時には絶大な威力発揮するんだね。 当たり前のことなんだけど、現実目の当たりにして改めて 認識した次第です。
で、ふと周りの人を見回してみるんですけど、普段から Web見れる環境に無い人ってのがそれが当たり前なんですね。 例えばニュースソースは新聞やテレビ、ラジオ。 お弁当食べながらフリーセルやってる人の多さ。 やたらと鳴り響く電話、携帯。 会議室用の机使って将棋指してるおっさん。 これが普通なんですよ。
じゃあ私の場合どうなるかと。Webニュースが見られないから 代わりに新聞買う。Web見られないからフリーセルや本で 暇潰す。メールが使えないから仕方なく電話かける・・・・。
これを単なるインターネット中毒患者と見るか、 あくまで効率の追求と見るかはお任せしますが、少なくとも私の 場合、情報伝達及び収集の面に関しては完全に 「まずネットワークありき」なんです。体に染みついて しまいました。Webやメール網、その他 もろもろのネットワーク上の手段を用いて結果が 得られなかったときに、そこから初めてネットワークを離れて 解決手段を探すと。
これが果たして賢いのかズルいだけなのか。「使えるモノは 使う」立場からすれば十分正当化していいでしょう、これは。 １分１秒でも早い方、安い方がいいに決まってるもん。 でも「使わせる側」からすれば面白くないみたいね。でなきゃ せっかく使える環境はあるのに「Web閲覧禁止」なんて アホらしい規則作る訳がないもん。
どっちにしろ、ネットワーク使って目的達するのも 環境あってこそのものなのね。ここで何吠えようが物理的に 不可能なものは不可能。あぁ！昼間にWeb見てぇ！！
さんざこねくり回した挙げ句結論がそれかい。