新着別 分類別実録:腐敗したメールボックス
久々にとんでもないミスやらかしてしまいました。いや、 ここまでデカいミスはネットワーク関わるようになって以来 始めてか。「やってまった〜」と頭を抱えてしまっています。
ことの起こりは3月の終わり。社会人には なったものの一向に楽にならない藤原の財政状況。 「う〜ん、何か削れるものは・・・」と個人リストラを 思案中でした。
とりあえず買っても読みやしないパソコンカタログ誌 は立ち読みですます(経済効果3000円程)。 メジャー系のCDアルバムは安売特典のある店か中古で 買おう(経済効果2000円程)。う〜ん、何か他に 削れるものはないかな・・・。そんな時思い浮かんだのが NIFTY-Serveのアドレス。
「あ、これ削れるじゃん。」
ここんところ1年近く、実はNIFTYはほとんど利用していません でした。単純にインターネットに利用がシフトしていたという のもあるのですが、NIFTYってどうしても他のプロバイダとかに 対しても高い。それで実際に利用するのはシェアウェアの 送金代行サービス位のものでしたから、ほんとに全然 使ってなかったんですね。メールもほとんどDTIの方に 移行していて、届くメールはせいぜい月に1通あるかないか。
こんだけ使ってないのに月に1800円も使って3時間(当時) 使えるようにしてあったんです。そりゃもう財政難の現在、 切らない訳がない。という訳で即刻作業に取り掛かりました。
実際いくら使わないとは言え、なんかあったら困るし、 シェアウェア送金代行だけは今後も使うだろう、という判断で 退会はせずに契約内容だけを変える。1800円から 完全従量制(管理費月200円)に変更。 本当はNIFTYに来たメールはすべてインターネットに転送 したかったんだけど、それをやると月1000円も取られる バカタレ設定のため(ふざけんな>NIFTY)、仕方なく 「ごめんなさい、NIFTYにはほとんどアクセスしません。 DTIに再送してください。」と不在設定をセット。
さぁて、これでNIFTYの環境も使い収めだぁ、今まで ご苦労さまぁ。と思ってたんですよ。まさかこれが 悲劇を引き起こしたとは・・・・。
あれから1ヶ月近く経過した先日のことです。 この間、もはやNIFTYの存在すら忘れていたのですが、 その日、特に理由もなく何気にNIFTYにアクセスしたんです。
ログインした瞬間でしたね。背筋凍りました。
「メールが4通届いています(未読分4通)」
・・・・・・は、ははは・・・・。どうせそこらのDM や勧誘メールに決まってるよね・・・・不在通知設定してる しね・・・。
「○○です。大至急連絡欲しいのですが・・・」
「トラブりました〜。連絡ください〜。」
「3月15日に集合します。出欠教えてください。」
「ようやくメールアドレス取りました。お待たせしました。返事待ってます」・・・・・・・・ど、どうしよう・・・。全部重要な メールじゃんか・・・。次々と流れるメールをスクロール させながら、パソコンの前で凍り付いてしまいました。
かろうじて残っている理性でメールが送信された日付を チェックしました。全部3月前半に送られている、という事は。 ほぼ1ヶ月経過してる・・・・・・。
メールは生物です。鮮度が命。日常的にメールチェックしている 人の場合、賞味期限は1日とも言い切ってもいいでしょう。 3日経てば痛み始め、1週間で腐りきります。伝達速度が 異常に早いが故に、こうゆうデメリットもあるんです。
つまりだ。1ヶ月ということは。
腐りきって発酵しとるやないかこれじゃ。 現実に直面し泣き崩れる藤原(笑)。
今になって思えば、先月の設定の段階で2つの大きなミスを 犯していたんですね。ひとつは不在通知がすべてのメール に対応していなかったということ。不在通知は同じ NIFTYから送られてきたメールにしか有効じゃないのに、 それに気が付かなかったこと。
(よく考えたら当たり前。不在通知がMLに流れたり したらあっという間にサーバ麻痺してトラブル起こすのが オチですから)
もうひとつはインターネットからのメールを拒否できる 機能があるにも関わらず、その存在に気が付かなかったために 結果としてメールを受け取ってしまったということ。 今回届いてしまったメールはすべてインターネット経由の メール。これさえ気付いていれば今回のミスはなかったんです。しかし今更原因究明したところで後の祭り。それからが大変でした。 届いたメールにそれぞれお詫びメール送って、名刺や アドレス帳漁ってNIFTYにメール出す可能性のある人 全員にアドレス変更のメール出して、もう一度NIFTY ログインしてインターネットのメール受け取らないように して・・・・一日がかりで処理しました。
疲れきっちゃいました。今回のこのミス、余りにも 重大すぎます。今回、金銭的な損害に換算したら結構な額行きますよ。 事実上自分の責任で流れ潰しちゃったようなもんですから。
もし、同じミスを会社でやったとしたら、「あんたクビ」 と言われても文句言えないでしょう。仮にフリーで やってたとしたら、これで信用ゼロになって仕事 なくなりますよ。メールを読む・書くってのが日常的に なればなるほど、ミスしたときのショックが大きすぎます。
普段毎日メールチェックしてようが、毎日読み書きしてようが、 たった一度こうゆう事があるだけで、その人にとっては 「あ、この人はメールも読まないんだ、しょせんこんなもんか」 と判断されてしまいます。過去の積み重ねなんか 関係ありません。これが現実です。
本来一番こうゆう事に口酸っぱく言ってるはずの自分がこんな 初歩的なミスしてどうすんだよ。しかも被害甚大じゃねぇか今回。 かなり自己嫌悪入ってます。とてもじゃないけどまだ ギャグにできるほど心の傷は癒えてません。
すいません、しばらく放っておいてやってください。 これを読んでいる皆さん、持っているメールボックスは すべて未読チェックするようにしてくだい。 放心状態のまま、身を晒して警告させていただきます。
痛いよ。まじで。