本屋V.S.通販?


 んっと、すまんね。どっちかというと、いや、かなり時差ネタ。ていうかGWダラけ きっちゃって書こうと思ったネタ全部忘れちゃって。思い出しつつ 書いてます。

 週刊ファミ通の2月27日号。私、ゲームやらないクセにバカ記事 だけが目的でこの雑誌買ってます。(最近財政難で買ってないんだけど)

 で、この号の中でちょっとひっかかる記述発見したんですね。 鈴木みそ「おとなのしくみ」の中での作者欄外コメント。 ちょっと引用します。

 「前回ここで『ボクの単行本は本屋にないからアスペクトに注文してね』 と書いたら怒られた。『営業のやる気をそぐようなこと書いてどうするんですか』 すまんです。本屋さんに注文しましょう。がんばれ営業、がんばれアスペクト、 がんばれオレ!(以下略)」

 う〜ん。違和感覚えるんだよなぁ。鈴木氏は当然意図的にこうゆうコメント 書いていると思うんだけどね。

 本屋以外で注文することの何がいけないんよ。実際、アスペクトはアスペクト で独立した注文窓口も持ってるし、企業として考えるなら本屋で買おうが 直接注文して買おうが一緒のはずでしょ。

 営業のやる気そがれるからそうゆう事書くな、本屋で買え。これって 逆に直接通販担当してる人間に対してすごく失礼なんじゃないの? 俺には社内の人間が足引っ張り合ってるだけに見えるんだけどね。

 さて、ちょっと突き詰めて考えてみます。身の回りやネットワークの お知り合いの中に職業としてる人間がいるので、後で思いっきり 突っ込まれるかもしれませんが、そんな事は後回しにして勝手に思案。

 なぜこうゆう発言が出てくるのか。言うまでもなく考えられる事 として、現時点では通販(インターネット含む)なんかよりも 本屋での売上の方が圧倒的に高いということなんでしょう。

 特にインターネットでの直接注文、最近注目浴びてますけど まだまだ売上のパーセンテージから言えばたかだか知れているというのが 実状。だからこそ「数の優位」だと思ってる従来のやり方でやってる ヤツらからこうゆう発言が出てくると思うんだ。

 でもね。個人的な立場から言わせて貰うと、もう俺にとって 本屋って本を買うためのメインの場所じゃないんだ。悪いけど。

 平日は仕事行ってるし、わざわざ休日に仕事用の本なんか 買う気しない。ましてや専門的な本になるとその辺の本屋じゃ 全然売っちゃいねぇ。当然、インターネットの通販を利用することが 多くなります。

 で、便利なんだわ、これ。本屋が開いてる時間にわざわざ行く必要 もなければ、行ったのに目的の本がなくてガッカリ、なんてこともない。 本屋での注文だと1ヶ月以上待たされるのもザラ(田舎だと特に顕著) だけど、通販なら遅くても1週間。これだけ条件揃っていれば送料 負担してでもこっちで買いますよ。

 ていう訳で、最近は「買う!」って決めた本は通販で頼むことが 多くなっています。

 もちろん、本屋なんかいらないってことじゃないよ。 「なぁんかいい本ないかなぁ〜」って(楽しみとして)探し回るなんてのは 当然ながら本屋でしかできませんし、雑誌の場合はまだ本屋がメインだし。

 要は同じ本を売るにしても、その目的や嗜好によって本屋と 通販って棲み分けが可能だと思うんですよ。

 でも上の発言、そうゆう発想、微塵もないでしょ。「俺らのやり方 邪魔すんな。」とでも言わんばかりの傲慢な態度。問題はむしろ こっちにあるような気がするんだが。

 完全に視野が狭くなってるのよね。自分のナワバリにしか興味を 示さない野犬と一緒じゃんこれじゃ。

 アスペクトのホームページ見てみ。結構気合い入ってるぞ。 重いけど情報量として、お買い物サイトとしては結構頑張ってる。 これが社としての方針なんでしょ?「本屋で買え」なんてのは 所詮エゴにしか過ぎないってこと早く気づけよ。

 大丈夫、いっくら通販の勢力伸びても、本屋は絶対に廃れないって。 本屋無くなったら最大の楽しみ、「立ち読み」できなくなるじゃんか。 イヤだよそんなの。

 ってそれが結論かい。


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