どくとほけん。


 150本到達記念「お**ろ談話室」〜。ひゅ〜ひゅ〜どんどんぱふぱふ〜。

「いやぁ、という訳で150回ですねぇ。」

「なんでこんな中途半端な数字祝わなきゃいけないんですかねぇ。」

「しょっぱなから核心突くなよ!いいじゃねぇか本人の自己満足なんだから。」

「まぁ、そんなことはどうでもいいとして。最近いいことないよねぇ。」

「作者はともかく社会は暗いですな。」

「暗いねぇ、横浜ベイスターズ優勝。」

「十分明るい!」

「あの日、佐々木が討ち取ったばかりに236人の尊い命が・・・」

「捏造すんなよ!」

「斎藤隆も止めに入って・・・ううう・・・」

「しつこい!しかもそれ一部限定ネタ!「ササ願」読んでねぇとわかんねぇ!」

「だってさぁ、今回いつもより長めに喋れって言われてるからさぁ。 こうやってじわじわと時間引き伸ばさないと。」

「『。』と『、』だけで原稿用紙半ページ埋める小学生じゃあるまいし。 とっとと本題行くぞおい。」

「はいはい。・・・・え〜と・・・・」

「・・・・?」

「・・・・・・あ、「どくとほけん」ね。思い出した。」

「冒頭タイトル確認すんなよ!覚えとけ!」

「まぁまぁ。しかしまぁ今思い出してもひどい事件でしたよね。 そもそもこの騒ぎの発端になった和歌山カレー事件。」

「ほとんど無差別テロみたいなもんですからね。」

「この影響で全国至るところで夏祭りが中止になったり。」

「例の如くカレーが悪者になって店頭から消えた、なんてのもあったね。」

「カレーは悪くない!」

「そうそう。」

「悪いのはピカチュウだ!」

「違う!!その事件別!」

「いや、おもしろいかな、と。」

「面白いってだけで名前出すなよ!冗談でもそうゆうこと言う奴が いるから、世間が過剰反応起こすんだろうが!」

「過剰反応?いんや、違うね。過剰過剰っていったところで所詮は バカマスコミがギャーギャー騒いでるだけ。それを見る奴が 「どこまでは気を付けよう」っていう自己判断もせずにおろおろ してるだけだよ。己がそれぞれ自分で物事考えたらこんなバカ騒ぎ 自体起こる訳がないよ。」

「・・・ほぉ。」

「和歌山の真似して毒事件起こしたヤツもいっしょ。所詮目的も なけりゃ何も考えてもいないバカなの。自分が面白いとかじゃなくて 世間と対比してでしか物事の判断ができないようなヤツだから こんなくっだらないこと実際に行動にうつすんだよ。」

「・・・珍しく言いきったねぇ。いや、すまん。ちょっと見直した。」

「という訳で悪いのはピカチュウです。」

「前言撤回!」

「ピカチュウなの!ピカチュウったらピカチュウ!ねぇママ買ってぴかちゅう〜!」

「やかましい!せっかくいい方向に行ってたのにぶち壊すなよ!」

「まぁ、そうゆう訳でとあるひとつの事件がさまざまな方面に 飛び火した訳なんですが」

「まさかこうゆう方向に行くとはさすがに予想してなかったですねぇ。」

「確かにデカアゴだよなぁ、TOSHI。」

「全然関係無いよ!しかもそれちょっと思い付いたから口に出した だけで後のこと考えてねぇだろ!」

「という訳で、保険金疑惑のあの例の夫妻ですが・・・。」

「話をうやうやにすな!」

「まぁひどいことをやってるといえばやっている訳なのですが・・・。」

「おい聞いてんのか!」

「どうもよくわかんないんだよね、実際。なんであの夫婦が注目浴びる ことになったの?はい、怒ってないで進行して。」

「ぐ・・・・あとでシバいたる。そもそも発端はカレー事件とは まったく関係ないところから始まってるのはわかってるよな?」

「うん。」

「たまたまどっかで入院した人がヒ素中毒ってわかって、その人に余りにも 不自然な保険がかけられてて。試しに調べたら出るわ出るわ、 怪しい保険のオンパレード。」

「猫のタマが家出したら2000万とか?」

「違う!ダミー会社等のさまざまな抜け道を使ってはその人に対して いくつもいくつも多額の保険をかけて、まんまと保険金せしめてたってのが 大体のあらすじ。」

「ふ〜ん。でもさ、基本的に多額保険ってめっちゃチェック厳しいんじゃ ないの?保険申し込みのところであっさりバレそうな気がするんだけど。」

「個人ならね。この辺がズルい、言い方変えれば賢いんだろうな。 やっぱ保険会社って法人契約欲しいんよ。金額はでかいし実績にも なる。だから個人に比べてかなりチェック甘くなっちゃうんだよ。」

「へぇ。」

「その他にも申し込み時に過去5年間の健康報告義務の裏側を突いて 5年立ってから知らぬ存ぜぬでまた申し込んだりとか。この辺は 毎日ワイドショー見てるおばちゃんの方が詳しいんじゃない? チェック免れるためにありとあらゆることやってるよ。 こうゆうテクニック挙げていくだけで1冊本書けるんじゃないか?」

「じゃあ獄中でも『見つけた!保険の裏穴』とかいう本出版すれば また大儲けじゃん。一石二鳥だね。」

「できねぇよ!」

「でも、結局はこれ詐欺になるでしょ?なんでこんなに長い間野放しに なっちゃったの?」

「保険会社のプライド、じゃない?現に騙された保険会社って かなりの数にのぼるらしいよ。でも信用落ちるの を恐れて被害届も出してない会社って多いらしい。」

「あ〜やだやだ。すぐプライドだの信用だの。これだから 日本企業は。」

「でもまぁ今回ばかりは相手が悪かったあきらめよう、って考えちゃう 気持ちもわからなくもないけどな。」

「だめだよそんなん。こうゆうことがあったからこそ、 ちゃんと襟正して。穴になっちゃったところは改善して。」

「そうそう。」

「そして保険料持ち逃げする。」

「それも犯罪じゃねぇか!」

「考案者俺だからマージン2割ね。」

「誰でも思いつくわ!しかもものすごく他力本願!」

「しかし、今回の事件って保険金事件見る目を変えたよね。」

「そうそう、わざとらしい遺書残して不自然な自殺、とかね。」

「『TOSHIのアゴが恐くて夜も眠れません。先立つ不幸を お許しください』って。」

「わざとらしすぎ!今頃TOSHI蒸し返すなよ!」

「ほら、ちゃんと伏線張ってるだろ?」

「もうみんな忘れてるよ!客を混乱さすな!」

「でも今回のって明らかに計画的で確信犯でしょ。 バレないように保険かけちゃって毒でじわじわと。 今までの事件とは明らかに一線を博すよね。」

「まぁね。日本の犯罪史に残ると思うよ。」

「・・・・・・なぁ。今すっげぇ恐いこと思い付いたんだけど。」

「え?」

「やっぱ、保険金得るための一手段としてカレーにヒ素・・・・」

「わ〜〜!!!」

「だってどう考えても怪し・・・・」

「わ〜〜〜ストップストップ!!過去にそう早とちりして何人の 人が不幸になってるのか考えろ!ギャグでも許されんぞそれは!」

「だって、逮捕された次の日にわざわざカレーの方が「ヒ素中毒」って訂正 されてるし・・・不自然だぜ、やっぱ。」

「しかしだからといって決定した訳じゃないからな。 それだけは慎重に行けよ・・・・ふぅ、漫才なのに客ひいてるじゃねぇか。」

「じゃあさ、仮にこの容疑者とカレーの犯人が別物だったとします(98/10/07現在)。」

「なんじゃその(98/10/07現在)ってのは?」

「作者からの指示。疑わしいから全部(98/10/07現在)入れろって。」

「喋りにくいな〜。で何?」

「その場合、カレー事件が結果として保険金詐欺発覚のきっかけになった (98/10/07現在)んだよな?」

「ま、そうゆうことになるだろうねぇ(98/10/07現在)。」

「ということはさ、カレー事件の犯人がいなかったらバレずに すんだんじゃない?(98/10/07現在)」

「わ〜〜!!!」

「保険詐欺検挙の最大の功労者は毒カレー犯人!(98/10/07現在)」

「どっちに転んでも危なすぎるじゃねぇか!漫才で客ひかすなよ!!」

「(98/10/07現在)が(98/10/07現在)で(98/10/07現在)の(98/10/07現在)なんて びっくりだよ!!」

「(98/10/07現在)を伏せ字に使うなぁ!!」

「へ?『3丁目のポチが裏庭でおばあちゃんの入れ歯見つけた』って 言っただけだよ。」

「まぎらわしいことすんなよ作者!」

「後でブッ殺すからな作者!」

「全然関係ない話してるクセに切れてんじゃねぇよ!! もう(98/10/07現在)使用禁止! あ〜なんかいつもより長いステージだから疲れてきちゃった。」

「まぁ我々素人が外野でギャーギャー騒いだところで何の 解決にもなりやしませんからね。実際のところ。」

「それは確かに。マスコミはその辺のところ例によって何も わかってませんけどね。」

「追っかけりゃいいってもんじゃねぇの。どっちにしろ真実は ひとつなんですから。人の不幸見てニヤニヤしてんじゃねぇ!」

「お、やっとまともなセリフが。」

「という訳で、笑いのネタにしてしまったお詫びも込めて、 犠牲者の方々のご冥福をお祈りしつつ、締めさせて頂きたいと思います。」

「あ、そうゆうのもいいかもね。ネタにしてすいませんでした。 ご冥福をお祈りします。」

「安らかにお眠りください。TOSHIさん。」

「死んでねーよ!!最後の最後でブチ壊すな!!」


 まじですんません。作者・出演者3人で土下座。


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