続・地域格差が埋まらない


 「地域格差が埋まらない」にてISDNがちっともひかれないことをネタにしてから 約1週間強。相変わらず「連絡なし、いつになるかもわからず」の 状態が続いています。実際には申し込みしてから既に1ヶ月が経過してんだよね。

 つぅかいい加減にしろよバカが。始め2週間とか言ってたじゃねぇかコラ。 既に6/10までのISDN導入前提にしてたから今のテレホーダイの 契約解除も申し込みしちまってるじゃねぇか。

 つう訳でNTTに再び連絡を入れました。電話口に出るなり「申し訳 ございません」平謝り状態のKさん登場。謝るのはどうでもいいけど 工事はいつしてくれんねん。すると 相変わらず「いつになるのかわからない」というお返事。

 いいかげんうんざりしてたので、なぜこんなに遅いのか詰問した 所、以下のような返事が返ってきました。

 「電線から家のモジュラーまでの工事に関しては全く問題は ないんです。ただ、その大元になる交換機(おそらく高蔵寺全域または 春日井市全域を統括している交換機になるんだろう)がパンクしてて、 もうISDN回線を新規に追加できない状態になってるんです。」

 とのことなんだそうで。 詳しくはわからんがなんとなくわかるような気がする。

 「現在、施設増強の工事を大至急お願いしてるんですけど、 いまだ完了していない(おそらくまだ始めてもいないと藤原推測)んです。 これが終わらないことには今お待ちのお客様の分誰も工事開始 できないので、我々も困ってるんですよ。」

 ふ〜ん。NTT部署間での体温の低さを垣間見る回答だねぇ。 つーかもう一営業事務所レベルの問題じゃねぇな。 もっと大きな単位(NTT愛知とかNTT中部とかのレベルか?)での 経営戦略ミスになるんじゃねぇの?

 「ですので、いつになるのかが全くお返事できずご迷惑を おかけしています。極端な話になりますが、もし明日に局内の 工事が完了すればすぐにでもモジュラー接続の工事に入れますし、 逆に工事が完了しないと更に1ヶ月2ヶ月かかるかもしれません。 本当に申し訳ございません。」

 あーさいですか・・・・(なんというか反論する気力を失っている)。

 仕方ないので、引き続き6/9までに工事できるよう最大限に努力&圧力 かけてもらうこと、万が一間に合わなかった場合、テレホ解除の申し込みを 破棄して一ヶ月延長してもらうことの約束を取り付け電話を切りました。

 で、話を聞く限り、はっきりとは言わなかったけど、どうも私同様、 春日井市内でISDN申し込んだはいいけど工事ちっともしてくれずに うんざりしてる人、相当数いるんじゃないかなと推測できるんですが。

 普通常識的に考えれば施設投資ってある程度の余裕持ってやるのが 常識だよね。加入者予測数をシミュレートして、それに見合うだけの 施設投資、をしたはずがそれを大幅に上回る加入申し込みがあって 一気にパンクしちゃったと。そんな推測が成り立つのですが。

 もしこの推測当たってるんだったらさ、やっぱNTTってバカだよ。 春日井市という情報インフラの地域性分かってない、て判断をする。

 やっぱり春日井市って人口の割にはコンピュータネットワーク網 って貧弱なんだ。もともとインターネットのプロバイダだってロク なのがなくって高品質を求めようとすると名古屋のプロバイダに 申し込むしかない、という状況は何年が続いています(だから私も DTI使ってる。テレホ3600使って)。

 一般的なダイアルアップ用プロバイダがこのざまなので、こうゆう 所の専用線とかってほとんどアテにできないのが現実。高いし、 速度ちゃんと出るかわからないし。

 また今の所高速回線の最右翼、CATVインターネットに対しても 前に書いた通り、春日井ケーブルテレビが春日井西部、それも その中ででもほんの一部地域でしかサービス提供が行えないことを 表明してしまっています。

 つまり現段階では高速回線を手に入れようとするともうNTTのISDNしか 選択肢がない状態なのよ。特に個人は。

(ついでだから言っておくと、愛知県内で 春日井市以外のCATV各社のほとんどはインターネットサービスを開始、 もしくは予定しています。それだけになおさら、 春日井市(特に高蔵寺ニュータウン)内 でのインフラの遅れってのが見てていらつくんですよ)

 それなのにも関わらずその唯一のNTTですらこの体たらく。 「あ、春日井はネットワーク弱いな、だったら今の内にISDN押し込もう」 とかって考えられなかったんですかね?なんで他社と一緒に なって消極的になってるんですかね?

 それでなくてもISDNって所詮は専用線ひけない人向けの橋渡し的インフラ でしかないじゃんか。CATV引ければはっきり言ってISDNなんかいらないよ。 かつては「高速回線=ISDN」だったかもしれんけど、今となっては 「CATV使えない人の妥協案=ISDN」ってのが現実よ。

 春日井ケーブルテレビがインターネット接続に消極的だってのは 十分につかめてる情報じゃないの?だったらその時点で「あ、じゃあ ISDNひいてくれる人増えるな」って予測立ったんじゃない?

 もうちょっと考えてやってくんないかなぁ。何の為に高い電話料金 ガマンしてISDN申し込んだんかわかんなくなっちゃうよ。

 ごめんね、長々とグチになっちゃって。

 でもねぇ、個人的には、春日井市に限った話じゃなく、 いかに(高速の)通信インフラを用意できるかってのは 今後、近郊都市の生き残り競争にすら関与してくると思うんだけどな。

 さまざまな価値観が崩壊して、必ずしも「大都市に近いほど有利」 なんてことは言えなくなってきてるんじゃないのかな?逆を 言うと近郊都市じゃなくったって通信インフラ整備することで 大逆転なんてこともあり得るんだしね。

 いつまでも特定の企業(NTTも含めて)に100% 頼り切らないと欲しい品質手に入らないなんて状況は消え去って 欲しいんですけどね。

 まだまだ先なんて言ってちゃもう遅いんじゃないのかね?

 あ〜、早くISDN使いて〜。

 あい、どうこう言おうが最後に勝つのは物欲です。


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