ゴメンネに理由なし。


 そっか〜。言われてみればその通りだな〜。

 確かにここんところ、数日更新できないだけで、やたらと謝って ますね、私。こないだ体調崩してたときも、仕事で家帰れなかったときも、 ごめんねと謝ってましたわ。自分ではそんなこと露にも意識してなかったなぁ。 いきなり一人だけで納得してますけど。

 今回は始めに元ネタ紹介しておきます。「インクリメンタルリンク」 という、いわゆるWeb雑文・エッセイの感想日記ページがあるのですが、 そこで上の指摘を受けまして。いつもこっそりとチェックさせてもらっていて 楽しませてもらっているんですが、なかなかレスポンスするタイミングが なくて。せっかくの機会ですので、この場を借りて御礼申し上げます。

 あ、そうそう。忘れちゃいけない。「雑文日記」にもお世話になっております。 ここで第2回第3回架空雑文祭の存在も知りました。 最近のエッセイ・雑文情報はもっぱらこれらに頼りきってます。 今後も陰ながら期待しておりますので。

 以上業務連絡モード。以下の文章は「インクリメンタルリンク」「雑文日記」を 完全に脳裏から消し去った上でお読みください。でないと無関係の方に 火の粉振り掛けることになってしまいますので。

 さて。

 確かに謝ってますねぇ、たった数日更新できなかったときでも。

 改めて考えてみると理由は浮かびます。ひとつは通常の更新速度。 大体この本編が3、4日に一度、日記が2、3日に一度できれば毎日、という ペースですか。

 仮に本編が数週間に一度、日記も1週間に一度の頻度でしたら、 ここまで謝ってないと思うんですよ。「最低でも2日に1度はどこかのページに 手を入れる」というペースに完全に慣れ切ってしまったからなんでしょうね。 どちらかといったら自分をごまかすためのゴメンネなのかもしれないです。 基本的にこのフレーズ言うとき、特定の読者さんをイメージすることって ありませんからね。

 あ、でも読者さんイメージするときもあるわ。 約2年半、ひっきりなしにWeb更新する日々を続けてる関係で、 このWebで私の生存確認をする輩がいるんですよ、私の知り合いに。 ネットワーク経由でもリアル経由でも。

 「1週間更新しない」なんてことになると安否気遣われるという よく考えたらちょっとそれはどうかという状況になっています。 現に心臓痛くてずっと寝てた時、「Web更新されてない」を理由に 複数の人間から電話かかってきました。生きてるってスバラシイね!

 この点では確かに「心配かけてゴメンネ」という意味合い 持つかもしれんの。

 という訳で話を核心に持っていこうかと思うのですが。

 純粋にこの「ゴメンネ」に「更新できなくて新しいお話 アップできませんでした。お待たせしちゃってゴメンネ」 つー意味は含まれてるのか。

 断言しますけど、そんなこた露にも思っちゃいません。 あぁ思ってませんとも。完全なリップサービス。 謝るだけですむんならどうせタダだし〜程度の代物。 所詮は人間のクズですわっはっは。いばるな。

 というより、「あぁもう1週間も更新してない〜、まずいよ〜、 読者に迷惑かかっちゃってるよ〜」と考えてしまう方が ヤバいんじゃないの?と考えるんですけどね。精神的に 追い込まれてしまう、というか。

 ちょっと話が堅くなってしまいますけど、私基本的にWebの作成 公開、特に個人がこれをやる場合ってのは「善意の行為」だと 解釈しています。「やりたいヤツが勝手にやる」の世界。 そこに義務は存在しないんです。これは扱ってるトピックスが 社会問題の追求だろうが、アイドルの追っかけ情報だろうが、 雑文だろうが同じこと。

 極端に言ってしまえば「おせっかい」であり「自己満足」。 誰かに頼まれた訳でもなく、さらにはそれでメシが食える訳でもない。 それこそ「好きだからやる」「作ってみたいから作る」以外に モノ作る理由って存在しないんですよね。少なくとも個人が 勝手にWeb作ってる範囲内では。

 そんな中で作り手が、ましてや好き勝手にやってるだけの 個人がなぜ「更新しなければならない」という義務感を抱かなきゃ いけないんですかね?Web作りたいという本来の目的に対して、 あまりにも釣り合ってないように思えるんですけど?

 確かにWeb作って反応がくれば嬉しいし、これからも頑張ってください なんて言われりゃよっしゃやったるか、と乗っちゃいますよ。 嬉しいもん。だから作り続けてるんだし。

 でもここでカンチガイしちゃいけない。「もっといいもん作りたい」 「読んでる人喜ばせたい」ってのは、あくまで己の勝手な願望に 過ぎないんです。義務じゃないんです。

 ここで履き違え起こしちゃうと、プレッシャーやらジレンマやらで、 確実に負の形で己に降りかかってきますよ。そうなれば作りたいもんも 作れなくなるのは目に見えてます。

 せっかくの「作りたい願望」、こんなんに潰されちゃもったいないでしょ。

 あとこれは私の個人感かつ蛇足になってしまいますけど。 やっぱ人間、波って絶対ありますよ。 放っておいてもわなわなとネタがあふれて来るときもあれば、 テコ入れようが逆立ちしようがな〜んにも出てこないときもある。

 で、大抵後者なんだな、義務感なんてヤボなもんが入り込んでくるのは。

 そんなときにパソコンしがみついてモノ作ったって、たいしたもん できねーよーな気がするなぁ。こうゆう気分のときに3日かけて 作った文章がダメダメで、1ヶ月後同じ題材で書いてみたら1時間で 書けちゃったなんてこともしょっちゅうだし。

 「どーせダメなときは何やったってダメなのさ〜布団が俺を 呼んでいる〜さいなら〜」とふて寝するのも、時には最良の方法 になり得ますよ。

 常に一定のノルマ課すようなこた一切不要。作れるときには 作る。作れないなら作らない。

 それで十分。他に何がある?


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