我は神なり
ちょ、ちょっとちょっとちょっと!!タイトル見ただけで石を 投げるな痛い痛い痛い人の話をちゃんと聞けコラ痛い痛い痛いってばよ!!
つーかそうやって一人で芝居してるよな文章書いてる方がよっぽど 痛いわ、という冷静なツッコミは例の如く的を得ているので却下。
で何を書きたかったんだっけ。えーと。
あ、そうそう。
プロフィール見てもらった方はご存じかと思われますが、私は ラジオ投稿出身の暴言書きです。いわゆるハガキ職人上がりってやつですか。
こうやってWebで書き散らすようになってから約4年弱(もうこんなに 経つんだね、自分でもびっくり)になりますが、 一方のハガキ書きの方は小6から初めて中高大と11年やってたことに なりますので、単純に年数だけ見たらこっちの方がずっとキャリアあるって ことになってしまいます(もっとも数出して有名になったとか そうゆう質のキャリアでは大したものは持ち合わせておりませんので、 数字だけ出してもあまり意味はないんでしょうけどね)。
つーことは何かい、てめぇ小学校の頃からこんな意味のないことずーっと 没頭してたんかい。耳から血が出そうなので却下。
何せこうゆう経験があるものですから、何かとWebと投稿を 無意識のうちに比べてしまうってのはよくあります。そんな中で 事ある度に痛感させられるのが「ボツ」の存在なんですよね。
投稿の場合、自分でネタをしたためてハガキで投稿 する訳なんですが、当然ながら雑誌に載る・ラジオで読まれる なんて保証はない。
自分が出した投稿は、雑誌なら担当の編集者、ラジオなら パーソナリティやスタッフによって「これは面白いか」という チェックが働きます。その結果「面白い」と判断されれば 採用され、「面白くない」ならば、ボツとなり、哀れハガキ代 50円は無駄骨になってしまいます。
当然ながらどうせ出すからには採用されたい、その一心で ネタをしこみ、文章を考え、ハガキにしたためる。 採用率高めたいから、他に読まれてる人はどんなのが読まれるか 自分なりに考えてそれを実践したりね。
こう書くとさぞかしすごそうなことやってるように見えるけど そんなことありません。「うーん、最近トイレネタが 多いなぁ、じゃあ合わせよう!」この程度っす(笑)。さすが この頃もバカだぞ10代の俺。
ただ、今を思うとこれはこれで助かってるんですよね。というのも、 当然数出す訳ですから中には箸にも棒にもひっかからないクソつまらない ネタ送っちゃうこともあるんです。でもそうゆうのは絶対にボツになる、 つまりちゃんと一定の基準にそってフィルタリングをかけてくれる。 実際何回もありましたよ、その度に「うっわー!これボツになってよかったー!」と 思いましたもん。
すっかり昔話モードになってしまいました。じゃ、時は流れて今のWebってのは どうなんでしょう。
当然の事ながらネタ考えるのは私。文章書くのも私。載せるの決めるのも 私。作業するのもぜーんぶ私。投稿と違って「自分が載せたい」と思えば なんだって載せることができちゃいます。なにせエディタで文章書いて アップロードするだけだもんね。ラクチンラクチン。
その気になれば殺してみたい人一覧表実名住所電話番号付きで アップすることだって、わすのお宝のドアップで取ってスキャンして アップすることだって・・・やらへんやらへん。イヤやそんなの。
まぁ要はフィルターが存在しないってことですよ。
これは個人的にはいい事だと思ってますよ。フィルターがないおかげで、 個人が自由に意見を言えて、それが元で社会提議できたなんて例、 腐るほどありますからね。
ただ、フィルターがないと言うことは、こうゆうこともあるんです。
その載せるネタが面白いかつまんないか、合ってるのか間違ってるのかを 判断するのは自分なんですよ。自分しかいない。
よく考えてみ。「自分は自信満々でこのネタやったのに、みんな喜んで くれるどころか総スカン食らった」なんてことよくあるし、よく見るでしょ?
これなんですよ。自分の価値観と読み手の価値観のズレに気が付かずに そのまま世に出しちゃったとしたら・・・悲惨な結末が待ってるだけですわな。
結局、自分ですべて考えて、かつそれを他人にも認めてもらおうとしたら、 常に外部の視点と照らし合わせて、ズレがないか確認して、基準に 満たないのならボツにして推敲重ねて・・・ってことを作ってる限り 続けなきゃいけない。
これ、相当のプレッシャーになるはずですよね。逆にプレッシャー 感じないんだったら所詮そのネタその程度。
確かにWebにおいては「作る側が神」です。自分の好きなように できる。でもだからといって、自分のやりたいことすべてが、 すべて周りには受け入れられるとは限らないんだから。
つー訳でよーく肝に銘じておいてね。でないと、痛い目見るよん。
ということは今までに散々痛い目見てるんだな、という指摘は 涙で前が見えなくなるので意地でも却下。
しくしくしく。却下してるのに、なぜか涙が止まりません。