ロングコートの下に。
あ、来ましたね。んじゃあとは不快感持とうが己の責任ね。
でも、こうゆう前振りをやると野郎にはかえって過剰な期待を与えてしまうこともあるんよね。実際世間的には18歳未満はまずいだろうなっつー訳でこうやって防御壁構えた訳なんですが。まぁそもそも下ネタ苦手だしあんまり期待しないほうがいいと思います。だからそこっ、ズボンを降ろすなっ。
という訳で本題に行こうと思う訳なんですが。
今「結構おもろいもんだなぁ」と時折チェック入れているエロのジャンル(?)ってのが存在します。なんか自分の趣味嗜好バラすような気がして躊躇する気持ちもあるんですが、今までさんざ己を晒して笑い取ってるくせに今更何をという気持ちの方が圧倒的に強かったのでネタにすることにしませう。ネタ中心主義もここまで来ると後戻りできんなとは思いつつも、面白ければそれで良し。ん?
で、そのジャンルが何かというと「露出」なんですよ。俗に野外露出とか野外調教と呼ばれているものです。
これ、以前だったら「どこぞの変態おっさんが全裸にコートで街に出て女子の人の前でおっぴろげて通報される」つうまんまのイメージで語られることの方が圧倒的でした。実際私も野郎の露出なんかこれぽっちも興味ないです。気持ち悪いだけだし。
でももはやこの露出のジャンル、AV見ても必ず露出のコーナーを見付けることができるほど、ジャンルとして成長しました。理由はもうおわかりですね。「女性の露出狂さん」の存在のおかげ。
この系統のビデオ見たことある方とかはわかると思いますが、もう駅だろうが商店街だろうがあられもない姿で歩く歩く。通行人がいようがお構いなしにあんなことーこんなことー。ぐがー。俺も呼べー。こらこら。
まぁ現実には、まず本物の方にばったり遭遇したとしても恐くて逃げ出しちゃうと思うんですけどね。基本的に私臆病モンだし。確か4、5年前なんですけど近い経験はあるんです。駅のホームでぼけーっと電車待ってたら横から女性がすっと出てきたの。で、何気に見てると白の薄めなTシャツにノーブラなんですよ。当然ながら透けてます。かなりはっきりと。こん時でも「ラッキー」と思うより先に「げげげ」と恐怖感の方が先にきましたからね。すっぽんぽんで横に立たれた日にゃ、やっぱ恐いと思いますわ。
(余談ですが、私痴女にも遭ったことあります。なんででしょーね。普段はモテないのに。電車の隅っこでほけーと突っ立ってたらいきなり後ろからぐいぐい押されるの。なんかなーと思って後ろ振り向いてみたらきれいなお姉さんが自分の胸をわすに押し付けてきてんのよ。自分の尻も触られつつ。こん時もやっぱり恐怖の方が先に来た。)
この手のものって、「現実として目の前で起こったらさすがにひくけど、AV等を通して客観的に見るならOKよん」的な殿方って結構多いと思うんですよ。
現に私もはまってるというよりは「へーこうゆうジャンルもあるんだねー」と客観的視点のみで眺めてるってのが正直なところですわ。オカズにするというよりは、電車の中でスポーツ新聞のエロ小説眺める位の感覚、といったら野郎には伝わるかな。女性な方は例の如く彼氏にでも聞いてください。
案外、前にエロゲー扱った時に使った結論そのままに、「現実と完全に切り離せるからこそ楽しめる」の世界、ここにもあるんだなー等と思ってました。
たんですが。
さて、随分と長く書いてしまいましたが、実はこれ前振りだったりします。本題はこっからなのよ。
インターネットといえばエロ、なんて定義文通り、露出系の画像とかも存在してる訳なんですよ。ごまんと。まぁこれはいいです。AVの中のワンシーンがそのまま画像になっちゃうような感覚。「うわーこんなことやってるー」程度に眺めていればいい。
え?それどこに行けばあるかって?んなもん自分の足、というか手と目と耳で探し出しましょうよ。つーか教えてくれるんならわすが教えて欲しい位。
今ならちょい前のヤバげな画像とかありますよーん。取引しませ・・・背後に殺意を感じたので中止。
こほん。問題はこっからなんです。素人的にはどうしてもわかりやすい画像や動画に走りがちな傾向にある為埋もれがちなのですが、一度扉を開けるとそこに広がるのはディープな世界が存在しております。
もうピンと来た方もいるのでは?はい、そうです。投稿系の掲示板です。
とはいえ知らん人はイメージわかないか。えっと、例えばこんな感じ。
私は意を決してミニスカートとパンティを脱ぎ、その場に投げ捨ててしまいました。これでもう私の下半身を隠すものはありません。家に帰るまでは下半身を晒さなくてはならない。そう考えただけで、体中が熱くなっていくのがわかりました。深夜の1時過ぎとは言え、ここは公共の道路です。いくら人通りが少ないとは言え、誰にも遭わないという保証はありません。どうしよう、もう一度下着を取りに戻ろうかと迷いましたが、ここでやめたらダメだと思い、恐る恐る歩き出しました。曲がり角に差し掛かる度「人がいたらどうしよう」と極度に緊張します。その度に恥ずかしいと思いながらも感じているのがわかります。
途中突然後ろから車のヘッドライトが私を照らしました。見られた・・・?心臓が爆発するかと思いました。思わずお尻を隠しながら「お願い、気がつかないで」と祈りました。幸いにも私の姿に気付くことなく、車は通り過ぎていきました。すれ違う瞬間、頭の中が真っ白になりました。いってしまいました。思わずその場で座りこんでしまいました・・・。
このまま書き続けたら止まらなくなりそうだな。恐くなってきた。やめよう。当然ながらでっち上げによるフィクションです。勘違いすんなよ。要はこうゆう体験を告白する専門のページ。一種の文章投稿ですね。ちょっと探せば、上の例題なんぞ鼻で笑っちゃうようなリアルな告白文をいくつもお目にかかることができます。
でですね、時折サーチエンジンで探してはこうゆうのを読んだりすることがあるんですが。
大きな声では言えないんですけど、でも書いてしまうと一緒なんですけど。
面白いんですよ、実はこれが。
以前、鈴木みそが他人のゴミを漁って公開するページを見たときのことを「自分がゴミ漁りの共犯者になってしまったような気分、変態になってしまったような罪悪感が逆に興味を作り出してしまう」と表現していましたが、まさにそんな感じなんです。
その告白文の中で目の前でその行為を見せ付けられるに近いというか。なおかつ大抵はその時の女性側の心理描写がかなり細かく書かれているからなおさら感情移入を起こして、それが帰って罪悪感を煽って、てな感じでかなり真剣に読んでしまうこともしばしばなんですな。正直な話、自分で言ってた「現実と空想」をぐっちゃにしてしまうよう な引き込む力がありますね。
あー、なんか悶々として気持ちわりー。自分で自分を嫌うってこんな感じー。うげげ。深みにはまる必要性もなければ願望もないのも確かなので、見る時は常に第三者的な視点を忘れないように心がけてます。結局見とるんかい。
んーでもね。これ眺めてるとちょっと思う点があるんよ。これが書きたくて、ここまで書き連ねさせてもらったんだけど。
私、この告白文に出てくる人達が、実在しているのか、それともフィクションなのかに関してはそれほどこだわってないです。おそらく「すべてが本当ではない、でも全部嘘でもない」というのが妥当な所だと思ってます。要はどっちでも構わないと。
それよりも、こうゆう告白文がインターネットに載り、またそれを読む人間も少なからず存在するということは、露出したい、露出してるのを見てみたい、という欲求(というか本能?)は確実に存在するってことなんですよね。
私が興味を覚えつつも、決して踏み込む勇気を持てない、その決定的な相違点だと思うんですけど。
例えば私個人「これ以上はやっちゃあかんだろ」つーのを持ってます。露出にせよSMにせよ。他の人もそれぞれ持ってるはずなんです。いわばデッドライン(ここではこれ以上越えてはいけない線、つう意味で使わせてもらいましょう)ですわね。
と同時に「如何にデッドラインに近づくか」、この代償によって快感を得てるんじゃないか、とも思うんです。つまり露出で言えば「他人に裸を晒さない」というタブーを踏みにじる代償として、快感を得ている、という訳。
で、こっからが重要なんですけど、あくまでデッドラインてのは踏み越えないからこそのデッドラインだと思うんですよ。越えるのではなく、ラインギリギリを攻めることに意義があり、エクスタシーを感じると。
このデッドラインを一度でもぶち破ってしまったら、そのまた先に新たなデッドラインは存在するかといったらこの保証はないんですよね。たまたま踏み越えた先に新たなラインは見えるかもしれない。でもそれって、たまたま運がよかったから、とも言えませんかね?逆に踏み越えた時点ですべてを失ってしまう可能性だってある訳でしょ。エスカレートして捕まっちゃうとか、命落すとか、他人を傷つけるとか。
正直な話、このデッドラインを各自それぞれが自覚できているのかな?という疑問は拭えません。露出に限った話じゃないよ。その他の性的趣味だろうが犯罪だろうが同じことが。
そんな意見は青い、臆病モンの言い訳でしかないね、と嘲笑うヤツもいるとは思う。でもこの3つだけははっきりしてるんだ。
・人それぞれでどこまでがデッドラインかの解釈は違ってくること。・どんな人でもデッドラインは存在するということ。・どんな人でもデッドラインを超えた瞬間、何かを得る代わりに確実に何かを失うこと。
わかる?伝わるかな、私の言いたいこと。
私、基本的に(特に性的衝動)こうゆう欲求って理性ではおさえられない本能的なモンだと思うんですよ。正確に言えば、理性では抑えられない程の本能で突き動いてしまうこともある、というベキか。
だから、普段から本能を理性で必要以上に抑えつける必要性はないと思ってます。むしろ押さえつけ過ぎれば、いつか爆発する(可能性がある)。お互い程々にね、が一番バランス取れてるのではないんですかね?
だから露出にせよ何にせよ「ダメ!」というつもりはないです。つーか止める権利も資格もないのよ。やりたければやればいい。それでいいと思います。
ただし、何やるにせよ、絶対に自分の中でリミッターは持っておいてね。それ忘れたら、どうなっても知らないよ。
これだけは強く思ったりするのです。
という訳で。春日井市周辺で露出願望のある妙齢の女性の方、もしいらっしゃったらアドバイスいたしますのでぜひご一報を・・・。
また最期の最後で論理ブッ壊すオチかよ。というかガラにもなく慣れないネタ突き通したために動揺しているという説強し。