不完全暴走
んにちは。現在日曜日も夕刻にさしかかろうとしている午後4時です。
実は今日ちょっとした集まりがありまして、今でかける準備をしているところでございます。
まぁネット経由で集まるのでオフと呼んで差し支えないんだろうな。
幾度か言及している通り、出不精という性格上の問題もありましてこうゆうオフの類はなんだかんだ理由を避けてお断りさせてもらってます。ですので今回もはじめは消極的だったのですが、なんでも昔からいろいろお世話なってる人が遠路はるばる名古屋まで出向くということで。なかなか会う機会もないですしなんでしたら昔話のひとつでもしましょうか、つー訳で例外的に出席することにしたんです。
オフなんてほんと久しぶりだよなぁ。特に「初対面の人に会いに行く」という狭義の意味合いでは。数年前にネット経由で知り合った友人達と一緒にどこかに遊びにいくつーのは年何回かのペースでやってるんですけど、これはもはやオフとは呼べない状態ですしね。こっちは単に友達んところに遊びにいくっつー感覚です。そのせいか今、ちょっとドキドキしてます。ちなみに今回お邪魔するオフの参加者、そのお世話なってた方を除き全員が初対面という。うーん。一抹の不安もなくはないのですが。まぁなるようになるだろ。
あ、もうこんな時間だ。んじゃ行ってきまーす。
(5時間経過)
・・・・・・たーだいま・・・・・・よっこらせっと。・・・・・・つかれた・・・・・・。ちょっと待っててねぇ。お風呂入る・・・・・・。
(お風呂にて自我再生中・・・しばしおまちください)
・・・・・・・・・・・・・はぁああああ。
魂吸い取られたぁぁぁ。いやぁ、あらゆる意味で予想を大幅に越えたっつーか。葛西もビックリの超K点越えでした。
あんまり詳細に書くとどこのグループか特定できてしまう(それはそれで私の本意ではない)ので、かなり端折り気味になってしまいますが。
今回、その御訪問される主賓を中心に2グループが集ったんですよ。まぁこうゆうのはよくあることです。4グループ、5グループ合同なんてのもありますしね。で私はもう片っぽの少数派(2名(笑))でした。まぁ要はその方のお知り合いということで便乗させて頂いたんです。
もうこの時点で先が予測できる強者もいらっしゃると思うんですが。はい、その通りです。もういっこのグループが暴走に暴走を重ねてしまいましてね。
しょっぱなからテンションが高い高い。いくらなだめてみようがすかしてみようがもう他者関係なしのトップギアぶっちぎりモード。
はっきり言います。津波の如くひきました。他者として100%観察モードになるには格好のネタだけど、その中には自分は入りたくねぇな、とはっきり感じました。
結局そのグループとは距離を置き、同様にひいていた主賓さんとこそこそ食いの飲みのとしておりました。一次会はもうひたすら嵐の過ぎ去るのを待ち続け、二次会を丁重にお断りして一行と別れ、主賓さんともう一人の3人でサ店でお茶飲んでよーやく落ち着いたという。
まー過去にも荒れたオフってのはありましたけど、ここまでってのはおそらく最初で最後でしょうねぇ。びっくりしたよ。ある意味めったにお目にかかれんもん見たなもーけもーけ。
いやはや、遠路遥遥お越し頂いたTさんに呼んでくれたUさん、ありがとねん。いいもん見させて頂きました。あ、そうそう。サ店で話したあの内容はオフレコでお願いね〜ん。業務報告おはり。
さて、以上を踏まえた上で、ちょいと掘り下げてみたいと思うんですが。
もしこれが仮に酒の勢いにまかせての暴走だったら遠慮なく連中に飛び蹴り食らわして帰ってたと思います。でもね、今回違ったのよ。
というのもほとんどの連中がノンアルコール。会計見て笑ったもん。なんで12人で合計金額19000円なんだよ(笑)。そです、飲みもせず食いもせず、ナチュラルに暴走してるんです。集まったメンツの平均年齢もだいたい20歳そこそこが大半だったし。つまるところの「そーゆー人」。
本人達には自覚ないんですね。自分のフルパワーがどこか、という自覚。だからこっちから見たら暴走であっても、彼らにとってはいたって普通の行動にしか過ぎない訳なんです。だから向こう側にしてみたら絶対に「なんだこいつらおとなしくちびちびやりやがって。つまんねーの」と絶対に思ってたはずなんですね。
この両者の違い比べてみて「あーなるほどね」と初めて合点がいきました。
常に全力を出し続けてるんですよ。あれやこれやで喋ってる時でも「〜〜じゃなければならない」「〜〜しなきゃならない」の断定・強制系口調が常に続くんよね。これ、おそらく誰も気づいてないんじゃないかな。本人は普通に喋ってるつもりでも、心の中では常に握りこぶし作ってる喋り方。
暴走してるときでも同じなんだよね。周りのリアクションがどうとかいうより「今自分はこんなことしている!」といった自己顕示アピールを強く感じました。その裏に見え隠れする苛立ち、に似た感情と一緒に。
うん、気持ちわかるよ。もし私があと5年遅く生まれてて、かつ同じ趣味趣向で君たちと出会ってたとしたら、おそらく俺朱に交わってると思うもん。実際、わすも似たようなことやってた覚えはあるしね。
ある意味「自分がこう思う」ってのを外に出さなきゃいけない出さなきゃいけない、そんな焦燥感が彼らを暴走へと突き進ませてるんじゃないかなぁ。端から見たら暴走してるようでも、本人達にとっては不完全燃焼なんだと思います。
おそらく、あんだけ騒いでてもまだ物足りないと思うよ。「次はなんだ、次はなんだ」と獲物求めて威嚇続けるライオンみたいなもんなんですよ。トンチキ騒ぎ続ける彼らの姿を数年前の自分と重ねあわせて見てました。
彼らも時が経てば、それも2年とか5年とかいったごくごく短い時間の中で、気づく時が来るでしょう。全力でやるだけではダメだと。まだ他にも必要なモン、いっぱいいっぱいあるよ、と。
なんか最後ただの爺の説教で終わってもたな。まぁジジくさいのはいつものことだからいいのか、これで。
あ、で最後の最後に忠告。周りのお客さんに見えるようなところにエロ本置いて観察するのは、笑い以前にただの迷惑行為です。即刻止めるように。以上。