をえっ
「F-ZERO X」買ってきました。中古屋で。980円(笑)。
「Jリーグ実況パーフェクトストライカー2」をほぼ半年遊び倒しまして、そろそろいいかな、というタイミングだったものですから非常にラッキーでしたよ。いえーい。
ってゲームファンでない方にはちーともわからん会話かもな。えっと。まず「Jリーグ・・・」は名前の通りサッカーゲームです。店頭で「やりたいなぁ・・・」と思って10分後に本体(ニンテンドー64)ごと買ってしまったというまさに衝動買いの極みで手に入れたソフトです。
これ面白かったですねぇ。これ一本で本体分込み元取ったよなぁ。それ位しつこくやり続けてました(でも対戦したら間違いなく負けるんだろうなぁ、CPU戦オンリーユーザなので)。
でも、かつてこれ以上に、大ハマリしてたゲームがありましてね。これが今回の「F-ZERO X」の前作にあたる「F-ZERO」なんですわ。
これねぇ、語り出したら長いよ。割愛するけど。おそらく日本全国にはいまだ沢山のF-ZEROフリークいますからねぇ。うなずいてくれる人も多いと思いますが。
正確な時間はわかる訳ないのですが、おそらく今回の「Jリーグ・・・」とかつてはまってた「DIABLO」、さらにはMagic: The Gathering、これらの総プレー時間足してやっと同じ位か、下手すると足りない位じゃないかな。
ほら、基本的にレースゲームって1回のプレイ時間短いじゃないですか。30分〜1時間位やって「あーおもしろかった」てな感じで。逆にこれが毎日のようにプレイしちゃう要因にもなっちゃうんですよね。「ちょっと時間空いてるなぁ・・・F-ZEROやろ」てな感じで、何年も何年もダラダラダラダラF-ZEROをプレイし続けてたってのが真相です。
という訳で、今この続編「F-ZERO X」が私の手元にございます。いやー、なんか懐かしい気分が蘇ってくるなぁ。初めてこのゲームを知人宅でやった時、興奮のあまり知人を何時間とほったらかしにしてたよなぁ、などと過去に浸りながらカセットを本体に差し込み、スイッチオン。
をー。なんかポリゴンがぐりぐりやってるー。車体も増えてるなぁ。あーBGM前作と一緒だー。これは嬉しいっすねー。お、おおおおぉぉ、なんかードッ速いー。画面がぐりぐりぐりー。すげー。
しかしどうでもいいですけど、ぐりぐりだのドッ速だの、もうちっと言葉を選べよ俺、まんまじゃねぇか、と一人ツッコミを入れつつプレイを続けておったんですわ。
ところが。どうも様子がおかしい。
20分を過ぎた当たりから、どうも頭が重くなってくるんですよ。頭の上に重し乗せて、首から上シェイクされてるような、そんな圧迫感が頭に残るんです。
おっかしいなぁいつもの偏頭痛かぁ?と思いつつまだプレイし続けていると、今度は目に浮かぶ映像が歪んでくるんです。始めそうゆう画面だからかな、と思ってたんですが、どうやらテレビを周辺とした、目に飛び込んでくる映像すべてが歪んで見える。
あぁぁ、これはちとまずいかもぉ。一旦ゲームを中断し、立ち上がろうとします。この時点でゲーム開始1時間が経過しています。
・・・・・・やべぇ。立てねぇ。
完全に平衡感覚失われてます。2本の足で立つことができないの。な、なに、なによこれっ!?さっきまで何ともなかったのに!
壁伝いに手をかけながらフラフラと歩きます。どっかで似たような経験したよなこの感覚・・・なんだっけこれ。えーと。確かこれ小学校の時だ。あん時か。渋滞して長い間バス乗り続けてたんだよな・・・。
あ。
つーことは。これって。
・・・う。お、思い出したら・・・急に・・・・トイレ・・・い、急いで・・・・・うっ。
っげうぼげぼぼげぇえええいいいうおういえっっっ!!!
(2時間経過。寝込んでました。)
・・・・・あー、ネット飯しながらこれ読んでる方、お見苦しいところをお見せしました。申し訳ございません、なら書くな俺。
いやね、自分でもビックリしましたよ。まさか3D酔いがここまで来るとは。予想できなかったです。
吐いてしまったのは、元々胃の調子が悪かった(私、食べ過ぎると嘔吐してしまう体質なんですよ。時々お医者さん行ってます)上にさらに刺激与えちゃったことによる相乗効果なんでしょうね。ゲームやったのが夕食食べた直後つうのがいけなかったんだと思います。
しかしうんうん唸りながら寝込んでる最中ずっと考えてたのですが、やっぱりショックでしたねぇ。まさかここまで3D耐性落ち込んでるとは思ってませんでした。
確かにねぇ、思い当たる節はあるにはあるんよ。長時間知人がポリゴンぐりぐりのゲームやってるのを横で見続けてて、ちょっと頭がくらっとしたことがあるんです。それに先にも挙げたように、かつての私はゲロ袋かかえてバス最前列でダウンしてる常連でしたので、強いってことはないだろうなぁ程度には自覚していました。
でもここまでとはなぁ。大体車酔いにしたって、ここ数年は薬飲まなくても全然平気になっちゃってたから、それと同じだと思って甘く見てたのかなぁ?やっぱコントローラー握り締めて画面見入ってると違うのかなぁ?
うー、まだ気持ち悪い。よく子供諭すときに「ゲームは1日1時間!」とか言いますけど、あれ当たってるね。つーか1時間もできねぇよこれ。え?論点違うの?をえっ。
でもさぁ、それこそ今のプレステ2のゲームなんか「F-ZERO X」の比じゃないんでしょ?描写速度もリアリティも。こんなんじゃプレステ2買っても肝心のゲームができないじゃないかー。わす性格的にRPGやシミュレーションといった腰落ち着けるタイプのゲームが苦手なの。それだけにド派手なアクション頼りなのに。
うーん、上手下手でできるゲームの幅が狭まるのはしょうがない。割り切れる。でも、物理的にできるゲームが絞られるってのはイヤだよなぁ。割り切れねぇ。
あ、そういや思い出した。ワープが出してた「リアルサウンド」というゲームあったじゃないですか。画面を使わずに音声だけで遊ぶゲーム。これ、目の不自由な方にでも一般の方と同じように遊べるバリアフリー商品でもあったんですよね。事実評価も高かったですし。
でも評価に対して売れ行きが伸びなかったために、続編制作のメドが立ってないらしいです。これ聞いたの随分と前なんですけど、その後進展あったのかな?
最近ではむしろゲームの上手下手に関しては随分と親切にはなってると思うんですよ。でも、「リアルサウンド」のように物理的な阻害要因を取っ払ってしまえ的な動きももっともっと進んでいいと思うんだけど。「リアルサウンド」的な音声のみのゲームが他に出たという話も聞きませんし。
確かに売上も大切なのはわかるんだけど。それ以上にゲームという分野自体がもはや娯楽として浸透してる以上、売上のために土壌を切り崩す、ってことはしてもらいたくないですわぁね。
なんか取ってつけたようにムリヤリ話まとめちゃったな、まぁいっか・・・・・・う、まともなこと考えてたらまた頭痛くなってきた。すんません、寝ます。現在、3D酔い克服情報、マジで募集中です。誰か教えてください。
んでは・・・・・・をええええっ。
<追記:02/08/16>
約1年半もの間「Jリーグ実況ウイニングイレブン2」と書いてたの気付かなかったよ(笑)。修正。ちなみにこの文章アップ後も3D酔いは一向に改善できなかったために、 「F-ZERO X」はお蔵入りしてしまいました(ひでぇ)。でそこから2001年秋位まで、ひたすらウイイレ2をやり続けてたという。
猿ですな。うっきー。