相変わらず選挙を眺めて


「ご、ごじゅっぱーせんとーーー?!?!?!?」

 6月26日(日)午後8時。選挙速報が告げる第一報には思わず素っ頓狂な裏声を発せざるを得ませんでした。

 午後6時時点での平均投票率約50%。なんだよそれー。たったそんだけの投票率じゃ浮動票も無党派層もあったもんじゃねぇよぉ。ガチガチのクソつまらん予定調和な結果になって終わっちゃうじゃんかよー。こらー日本国民ー。俺の数年に1度の楽しみを奪うなー。もっと楽しませろー。

 なんか論点違ってませんか、私。まぁいいや。

 まぁ何はともあれ今回も無糖コーヒーのペットボトルとさきいか片手に(なんつー組み合わせじゃ)午後8時から深夜1時過ぎまで、ひたすら選挙速報を堪能させて頂きました。

 ストックしてあった新聞の候補者一覧と見比べつつ、「ちっ、ここは順当か」「お、ここは接戦だぞ」と独り言をつぶやきながらだらだらと日曜の夜を過ごす。くー!格別!!あーやっぱ選挙速報って面白いー。数年に1度なんてケチなこと言わずに月1回は開催して欲しいなぁ。こらこら。

 ま、結果はご存知の通り自公保は議席を大幅に減らすもそれでも271と絶対安定数をクリア。民主は大幅に伸ばすも与党を崩壊させるには至らず、共産は大幅なダウン、自由及び社民は微増、という結果になりました。

 まぁこんなもんじゃないかなぁ、つーのが一夜明けて冷静になったおむつではじき出した冷静な判断ですかね。冒頭の叫びですけど、午後8時時点の「50%」って聞いた瞬間、即座に自公保圧勝、自民のみで絶対案定数確保の図をイメージしてしまいましたから。最後は最終的な投票率が62%までなんとか上がって、その分民主が上重ねできました、そんな図式になるんじゃないでしょか。

 結局最終的には明確な勝者がいない選挙でしたわーね。全般的に守りの選挙で。そうゆう意味では自由・社民にとっては幸運だったかも。自民もしくは民主がこれ以上浮き出てたらまずこの2党は全壊してたと思うし。小指で押せばぶっ倒れちゃうような微妙なバランスの賜物なのかもしんないです。

 個人的な読み外れとしては・・・うーん。せめて投票率65%以上にいってくれればなぁというのがありましたねやっぱり。投票前は70%なんて空絵事も浮かべていたのですが、やっぱり現実はそんなに甘くないのね。結局は森ちゃんに「寝てろ」言われてそのまま寝てしまったんだなぁと。所詮この程度なのかなぁ。ま、結果が出てしまった以上仕方ないですな。せいぜい森ちゃんにはサミットで暴言のいっこでも入ってバカぶりを世間一般に示して頂きましょうか。

 んじゃあとはまぁダラダラ書いてもしょうがないので一口感想程度に。

 感想(別名:負け惜しみ)は以上で終了。まぁあとはそれぞれ皆さんがんばってくらはい、と言う訳で。

 それよりも。そんなことよりも。よりによって国政をそんなことで片づけるたぁどうゆうこったと言われそうですが。

 今回の選挙速報ウォッチングはほんと充実したものになりましたよ。今まではテレビが居間にしかなかったものですから、どうしてもチャンネルとっかえひっかえするのにも制限がついてたのですが、去年テレビとビデオ、それにCSチューナーをまとめ買いした結果、もぉ極楽。おまけに総選挙特番ということでスカパーがニュースチャンネルをノンスクランブルで見ることができたからもう便利。地方局が地元東海の情報ばっかりやってる時はCSに浮気ができるし。やっぱ同じニュースでチャンネル違うと切り口いろいろあるわぁね。

 しかもそれに加えて今回は手元にパソコンがある。Webで開票速報の動きを眺めながら、テレビでお偉いさんの泣き言をチェックするなんて離れ業(どこがだ)も可能。いやー便利になったもんだ。

 今回はそこまで手が回らなくて断念したんだけど、掲示板系とか細かいところまで探りいれたらもっと面白かったでしょうねぇ。やっぱ選挙ってなんだかんだで人間それぞれの欲とエゴがガチンコする一種のお祭りのよーなもんだし。結果眺めつつ何をするでもないしにあーだこーだと重要そうで実は重要でも何でもないことをくっちゃべりあう。

 案外こうゆう見方、ってのも重要なのかもーね。

 さ、という訳で次回はもっともっと快適に選挙速報を眺めるために。ぜひとも、ぜひとも!エアコンを!!今年はもうあきらめたけど、来年こそは!!

 選挙速報を家財購入のポイントに挙げるのはやめろ、俺。


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