一区切り付けてみて


 

 ふわー。いつの間にやら「更新頻度落とします」と宣言してから2ヵ月弱ですか。ネットの世界が3ヵ月経てば別物ってことを考えれば、もう相当に期間空いてるってことになるんだろうなぁ。

 まぁ私の方は期間中、ずっと本業の方が完全にデスってまして、文章どころじゃねぇ、とか言いつつも他2サイトはちょくちょく更新したりしてたのであまり説得力がないのかもしれませんが、大変だったんだよホントに。

 ようやく落ち着いてきましたので、今更ながらにこの数ヶ月のこと振り返ってみようかな等と思いまして、こうやってポチポチとキーボード叩いておりますです。

 さて、まず始めに書いておかなきゃいかんなぁ、ということがありまして。

 ひょっとしたら当時から既にお気づきの方もいらっしゃったかもしれませんけど。今年の初夏位からかな。実は私、完璧にスランプ入っちゃってました。

 新着順INDEXの日付を眺めてもらうとお分かりかもしれませんが、それまでは大体月に10本近くあった本数が、340を超えた当たりでガクッと落ち込んでるでしょ。

 これねぇ、当時は単に忙しいとか疲れたとか(そういえば腰痛なんてのもあったな)を理由にしてたと思うんですけど。今を思うと違うね。本当に書けなくなってたんだと思います。ええ。

 その証拠に、「みかん」フロッピー(=文章ストックを溜め込んで常時持ち歩いてるフロッピー)を見てみると、この時期に書いた文章がことごとく20行とか30行とかで止まっちゃってるんですよ。5本書いて内1本オチまで書き切るのがやっと、そんな状態でした。

 書き出してるってことはネタはある、ということなんですよね。でもそれを自分の好き勝手にいじくり回すことができなくなってた。

 なんでだろ?実は今でも原因わかんないです。つーか未だにスランプ継続中だったりします。わはははは。笑ってる場合か俺。

 まぁここまで書くとさぞかし深刻に悩んだろうな可哀相に・・・という読者さんも存在するかもしれませんが、それ以上に、どーせこんだけ引っ張ってくるってことはこれ全部前振りなんだろ、と読み切ってる読者さんの方が多いような気がしますな。

 ちきしょう、当ってんじゃねぇかよ。自分でバラすな自分で。

 うん、そうなんですな。確かに「スランプといわれればスランプなのかなぁ」的な状態は今でもひきずってはいるのですが、その割には不思議なまでに悲壮感といった類のものがないんですよねぇ。

 ま、単純な理由はある。他にもやりたいことはいっぱいあるし。別に書けないなら書けないで放っておきゃいいんだよ、つー悪人根性もいまだ健在ですし。

 これはもう口酸っぱくして言い続けてることですが、「めんどくさいんならやんなきゃいーやん」てのは利益にも利権にも囚われる必要の無い、個人だからこその特権です。やりたいヤツがやりたい時に好き勝手にやる。イヤだったらすっぽかして逃げちゃえ逃げちゃえ。これでいいんです。

 つー訳で「私が更新止めることによって相手にかかる負担」的なものに関しては、悪いですけどこれっぽっちも考えてません(笑)。私よりも面白い文章書いてる人なんて掃いて捨てるほどいるんだから、己の嗅覚を頼りにてめぇで探しな。楽しみなんてのは他人に与えてもらうモンじゃなくててめぇで見つけるモンなんだよ。

 というのが、悲壮感持ってない第一の理由。

 で、もうひとつあるんですな。これは他人がどうこう言う問題じゃなくて、完全に私個人の中での理由なんですけど。

 どうやら、今の私の頭の中って、こうゆうフリースタイル的な文章を書くには適していないサイクルの真っ最中みたいなんですな。それよりは予め制約があり、それに添った形での文章の方が圧倒的にスラスラ書ける状態みたい。

 なんで?と聞かれても即答はできないんですけど、実際にそうなんだからしょうがない。現に、こっち(素晴らしき...)の方はこれ一本書き終わったらまた「次のネタどうしよっかなぁ」と考えなきゃいけないんですが、べっこの方は既に文章ストック10本溜まってて、脱稿するタイミングを待ってるだけの状態なんです。ことこっちに限って言うならばスランプなんぞどこ吹く風。

 もっとも「自分が書きやすい」=「読み手が読みやすい」とは限らない、むしろ等号で結ばれることの方が少ないでしょうから、他所様から見りゃ「どっちにしろてめぇの文章つまんねぇんだよバカ」と一喝されてオシマイなのかもしれんけど(笑)。それはそれ。

 でも、人の趣味思考が本人の気付かぬ間にも日々変化していくように、作る側にも「自分に合う形の変化」ってのは確実にあると思うんだけどな。自分で気付かずにひとつの形にガンコになってしまうことが、必ずしもいいことばかりとも思えないし。

 ましてや個人のWebの場合はそれこそ「やりたいヤツが勝手にやれ」の世界でしょ。ストレス感じながらズレたことやるよか、他人のことなんざ関係なく自分の好きなこと好きな思考に突き進んじゃった方が、案外本人も読み手もシアワセになっちゃうのかもしれないですわーね。

 ま、何にせよ他人にどーこー言われる訳でもなく、自分の好きなことやってる訳なんですから、己の欲求には素直になれ、つーのが結論になりますかね。

 つー訳でこれ読んで、

「うをー、今まで時事ニュース系のサイト作ってたけどもうやだー!エロサイト作るエロサイト!」
「何がアイドルの追っかけよ!時代はピュアよ!小学生よ!愛があれば年齢なんて 乗り越えられるわ!」

 なんて方が増えてくれれば幸いです。

 それも極端だろ。しかも前回と同じオチかよおい。


新着別 分類別
Index