てきぱき


 最近、一回当たりの文章量を心持ち短めになるようにしています。ん?なんか今「そもそも文章書いてないんだから短いもクソもねーだろジジイ」とか聞こえたよーな。空耳かなわはははは。

 こほん。

 ほら、Webの場合ですと、雑誌記事とかと違い、一回当たりに使える文章量ってほぼ無限大じゃないですか?それはそれでもちろんWebの利点ではある訳なんですけど、最近どーもそれに甘えちゃってるような気がしてきましてね。

 それでなくても私の場合、「○○○○なんです」と一言で書けばいいものをダラダラだらだらとジジイのションベンが如く無駄に流し続けちゃう癖がありますからねぇ。ん、例えが下品だったかすまぬ。

 で、以前(ってもせいぜい1、2年前の話ですが)であれば多少長かろうがそのまま勢いで書き切ってしまえばよかったんですけど。いやー、最近はいけません。長い文章になるとね、バテるの(笑)。起承転結、の「承」あたりで疲れ始めてきちゃって、「転」にいくかいかないか位で既に力尽きちゃうんですな。「結」まで持たないと。あーそこ。「結」が無いのはいつもじゃねぇかと冷静な突っ込みを入れないように。

 大体の目安としてエディタで40文字×100列=4000文字(原稿用紙5枚分。実際は空行とかも含むし1列40行使ってる訳ではないので実数はもっと少ないです)というのを自分の中での基準としてるのですが、最近のボツ文章とか眺めてみるとまだ話の半分も書いてないのに100列オーバーとか、一応結論までは書いたんだけど軽く300行オーバーとか。そんなのがごろごろしてる訳ですよ。

 いかに「俺ダラダラと書き過ぎだなぁ」てのがよくわかってブルーになりますな。なんか最近文章書いてる割にはアップできないよなぁと密かに疑問に思ってはいたのですが、こうゆうことだったんか。

 やっぱ若さに任せて回数勝負ってーのは限界があるわーね。やはりここは海千山千のテクニックを駆使してなんとか一回で相手を満足させ・・・誤解を与えそうな表現だなおい。

 まぁいいや。いいのか。

 という訳で、最近はちょいとここんところ文章を書く上で「今回はこの位の文章量で」ってのを頭におきつつキーボードを叩くように心がけてはいるんですけど。

 難しいねーこれ。いきなり泣き言かい。

 実はここまでの文章も既に書きながら2、3回行追加したり削除したりしつつ書いてるのですが、なかなかうまくいかない。やっぱ頭の中で思ってる文章量と、実際の文章量を比べてみると如何に差異が生じていることやら。かなり苦労しますな。

 もしWebお持ちの方いましたらいっぺんやってみてくだされ。テーマとかはなんでもいいから、始めに「このテーマなら70行かな」と脳内目標を設定しておいて、その上でいつものように書き出してみると。

 きっと全部書き切っても足りない人もいるでしょうし、その行じゃ書き切れなくなっちゃう人もいるはずです。思いの他ずれちゃうのが実感できると思います。やっぱこうゆうのってのはまた違う意味での訓練が必要になってくるのかもしんないね。

 それこそ雑誌媒体とかになると「25文字×150列で」てな感じでギチギチに指定されて、なおかつ足りなくても余ってもいけないというシビアな要求に応えなきゃいけないんだもんなぁ。うわー大変だ。おしごとご苦労様です。ひとごと。

 でも。私のよーにとりあえず書ければいいや的なローな志なんかじゃなく、ある程度人に見てもらいたい的なWebを作ろうとした場合、こうゆう能力、といっていいかは微妙だけど、それなりの心配りってのは必要になってくるんでしょーね。コンテンツ次第によってどれほどの文章量が適切か、ってのも随分と変わってきますし、その辺の見極めができるかできないかで、Webそのものの印象も変わったりするんだろーな。長過ぎても読み手はダレるだけだし、かといって短過ぎても読み手は物足りないと。

 長過ぎず、短すぎず、か。なかなか難しいわーね。アレと一緒で。だからアレって何だ。アレはアレ((c)SDP)。

 ま、ガンバってくらはい。ぞんざいな締めだなおい。


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