魂売った訳ではないが
無事再就職決まりまして、さっそく現在のプロジェクトに忙殺されております。つーか今までサボってた分、やっぱ体きつーぃぃぃい。やっぱ長らく休んでても、自分の耐持久力が向上したという訳ではないんだなぁてのを実感する今日この頃。
まぁ幸い今度の会社に関しては社長や室長自ら「倒れる位だったら帰って休んでね」と言ってくれる位、私が倒れることに関して相当に恐れを抱いておりますので(笑)、後はセルフコントロールだけということになると思いますが。まぁこの病弱な体を騙し騙し使いこなしていきましょうかね、という訳で。
でも今のプロジェクト、どことなくデスマの臭いが・・・ごほんごほん。
さてさてそんな折り。一通のメールがやってまいりました。
今回の転職活動にて全面的にお世話になりました某大手コンサル会社お客様サービス係からのアンケート依頼メールでした。500円の謝礼に釣られてホイホイとアンケートフォームに書き込む私。安っ!
まぁいわゆる「今回のはどうでしたか?」的な質問に満足した、しないの選択方式だったんですが、それ選んでる過程の中でちょっと別に思うところがありまして。ちょっと手を休めてこれ書いてる次第です。
で、まず結論先に書いちゃいますと、今回一連のサポートに関しては結果(採用/不採用)を問わず、非常に満足しております。ですのでアンケートでも総合評価に躊躇なく「非常に満足」に○を打ってあげました。これで須藤さん(仮名)の給料も少しは上がるじゃろ。そうじゃなくって。
こうなった背景のひとつに、まず職安(ハローワーク)に対する個人的な不信感がありまして。実は転職活動開始する頃、一回だけ行ったんですよ。ハローワーク。そしたら一歩入った瞬間に感じた不況特有のドス黒い雰囲気に馴染めず、10分で逃げ帰ってきちゃったんですな。とても相談できるとかそんな雰囲気ではありませんでしたし。なんかハロワ全体がブラックホールの如く重圧感に支配されてました。結局は一文章分のネタすら集められずにハロワ訪問体験記はボツとなっちゃった、という経緯がありまして。
そんなことがあった直後にその某コンサル会社訪ねたもんですから。もう一気にコロッといってしまいましたね。会社の明るい雰囲気、マンツーマン体制、詳細な求人内容にコンサルさんの補足。この時点で「あ、全部お任せしよ」と思ってしまった、てのが正直なところです。
で、後になって考えてみればこれも当然なんですがね。コンサルさんはもちろんこれを商売としてやっておりまする。当然収入の方は応募を受け付ける企業の方から受け取る訳ですが、某所から金額聞いてブッたまげましたもん。求人出すのにいくら、そこから紹介を受ける(期間単位)のにいくら、内定成立したらいくら。最終的に一人内定にこぎ着けたら、それこそ新車買えるレベルの売上がコンサル会社に入りまーす。そりゃ血眼になって紹介するっつーねん。
ですので、上ではハロワ引き合いに出してますが、全面的にハロワを否定する訳ではありませんので念のため。実際にハロワ側も若者向けや女性専用の紹介所作ったりしてますしね。逆にコンサル経由でも紹介料目的で望みもしない企業に応募されたり・・・なんてトラブル聞いたこともありますので。結局は各人がそれぞれ自分にあったものを使うのが結局一番だと思います。
さて。そんな訳で。じゃあ実際にこれお読みの皆さんが転職活動するとしまして(決めつけかよ>俺)。どんな人だったらコンサルさんに頼った方がいいのかなぁ、てなことをちょっと書き連ねてみますので、もしもの際にはご参考に。
まず大前提として、基本的にコンサルさん経由の場合、やってくる求人はほぼ専門職と思ってくれていいです。一般職/事務職用のコンサルさんもいるのかもしれませんが、それでも経理何級持ちだとか特定分野での業務経験ありだとかいった方向性は間違いなく問われるでしょう。ですので異業種関わってみたいとか初心者歓迎とかそうゆう求人を目指すのであれば自分で回った方が結果的に効率はよいかと思われます。
以降はその上でのお話になるのですが。コンサルさん経由で職探しする場合の絶対的なメリットとして、「事務処理にかかる時間/手間の短縮」というのがあります。つーかある意味これが決定打といっても過言ではないです。
自分で活動する場合、一口に応募するといっても、様々な手間をかける必要がある訳で。電話とかメールとかでまだ求人やってるか確認しなきゃいけないし、履歴書や業務経歴書もその都度書かなきゃいけない。面接日時もその都度コンタクト入れなきゃいけませんし、キャンセルとかトラブルになったら目も当てられない。
これ、コンサルさんが間に入って全部やってくれますからね。この効果は絶大よマジで。履歴書/業務経歴書も、1回書いて登録してしまえばそれで終わり。後はあっちが応募する企業分、勝手に出してくれますから。この手間の軽減だけでもメチャクチャありがてぇ。
(企業によってはそれにさらにプラスして自分で書いた履歴書を求められる場合もありますが。今となっては少数派でしょーな。そんな手間暇かけたくねぇってのは企業側も同じではないかと)
これのおかげで就職活動しながら、同時に無職ライフも満喫できた、というのはかなり大きかったですね。単に私がものぐさだったからというのもありますが。ほっとけ。
でも、これは「お金のこともあるから間に無職期間を作りたくない」という方にとってはさらに魅力的なのではないでせうかね?実際私の周りにも「忙しすぎて転職する暇もない」という人は掃いて捨てる程いましたし。連絡は自宅のメールアドレスに限定してもらって、面接決まるまでの事務処理や調整はすべてコンサル経由で・・・というのが可能になる訳ですから。転職にかかる手間を最小限に抑えられる、というメリットは絶大なものがあるかと思われます。
逆にこの「すべてにコンサルが間に入る」というのを嫌う人はコンサル経由ではない方が安心できるのではないでしょうかと。実際の事務プロセスから企業に対するイメージを探る、ということもありますしね。この辺は好き好き。
後は細かい点とかを書き出してみると、
- 自分の評価に対して客観的(ときには辛辣な)コメントが得られる
- ダブルブッキングなどのアクシデントの心配が軽減される
- 内定辞退等の切り出しにくいことを申し出るとき気分的にラク
とまぁこんな感じですか。逆にデメリットとなりそうなのは。
- 求人の情報はすべてコンサル経由のものなので「その人次第」な側面がある
- コンサルと敵対することになると目も当てられない
- 契約的には他コンサルや自由応募の制限は無い(そうではない場合もあり。登録時に要確認)が、やはり心情的にはやりにくくなる
こんな具合ですねぇ。まぁ当然の事ながらすべてが完璧という訳ではありませんよと。
という訳でまとめ。
私的にはこんな人にはコンサルさん使うことをお勧めします。
- 日々の仕事が忙しくて
- とっとと逃げ出したいけど暇が無いし
- かといって無職にもなりたくないけど
- めんどくさいことは嫌いだし
- 政治的駆け引きもどちらかというと苦手な
- 棚からボタモチタイプ
には非常にお勧めできるのではないかと。ひでぇな>俺。
ただしこれには例外がありまして。デスマーチで睡眠時間すら確保できないPG/SEさんに関しましては、コンサルもハロワも関係なく、まずは退職届叩き付けることから始めてください。職の確保よりも命の確保の方が大事です。いやマジで。
その上でもし、
- 東海地区で
- PM/SE/PG系の職種(基本的に経験者)
- かつ女性のコンサルさんを希望
- でも下心までは望まない
という方がいらっしゃいましたら。
私もお世話になりました須藤さん(仮名)をご紹介致しますのでぜひご一報を。そうすれば成立の際には私にも若干ですが紹介御礼の粗品が。
そうゆうオチか俺。
(まぁ実際の話ご相談メールは承りますが。状況厳しいからねぇ。 私なんぞに頼るよか自分で動いた方が結果的には早いかもしれませんな、ってのには頷かざるを得ないです。まぁそれぞれがんばりませう。)