面接自縄自縛
職業訓練の入所選考試験ってやつに行ってきました。
職業訓練ってのは・・・えっと要約すれば、国の金使っていろんな授業受けたり技術つけたりしよーぜ、つー主旨で行われる再就職支援制度です。要約し過ぎ。
前回ハロワ行った時に(再就職活動の実績作りも兼ねて)、職業訓練こんなんありますよぉと係の人から説明受けて。じゃあこれをってことで申し込んで。受けてきたのは「グローバルビジネス科」。いわゆるビジネス英会話ってヤツ。
で、まぁ普通こうゆうのって、試験結果が来るのを待って、一通りメドがついてから受かっただの落ちただのを改めて御報告するのが筋かと思われますが。
やっちゃいました。手応えゼロ。惨憺たる結果に終わりました。結果を待つまでもなく、まぁ99.99%不合格でしょうねぇ。はははははははは。
はぁ。
これがまぁ、「どーせ遊びだどーんとこーい」のおちゃらけモードでしたら、ここまで落ち込むこともないんでしょうけど。実はかなり本気で狙ってたので、何気にダメージ大きかったりします。こんなチャンス、金銭的にも時間的にも、おそらくもう二度と無いじゃないでしょうし。無職生活2ヶ月を経て、もうそろそろ毎日毎日家にひきこもり続けることにも苦痛を感じ始めてましたし。
なので実はじっちゃんの件が片づいて名古屋に戻ってから、それなりに真剣に、かつこっそりと、試験対策の勉強とかもしてたんですな。試験の傾向はわかってたので(SPI相当の国語と数学)、対策本買ってきて何度か繰り返し問題解いて。面接があるのもわかってたので、質問に対する回答シミュレーションして。それなりに準備万端、あとはなるようになれ、と開き直れる位の準備はしていったんです。が。
フタを開けてみれば、ですか。はぁ。
え?溜息ばっかりついてないと先を話せ?はいはいわかりましたっつーの。
筆記に関してはそれなりの正解率は出せたとは思うんですよ。問題はその次に行われたグループ面接。
面接室に入ってから、出てくるまでの約15分。この間の記憶が全くありません。何を聞かれて何を喋ったのか。頭の中ほじくりかえしてみても、全く思い出せません。そん位頭の中真っ白になってしまいました。
おぼろげに覚えてるのは・・・・・尋常じゃなく上がりっぱなしの脈拍と、いくら息しても消えない窒息感。ぼやけた視界の中で、待っても答えが出てこない様に困惑する面接官さんの顔・・・・・・。
やっちゃったなぁ。はぁ。こんなんで受かる訳が無いよなぁ。はぁ。何回溜息ついても取り戻せる訳でもないのに、それでも溜息出てしまいますなぁ。はぁ。はぁ。はぁはぁはぁはぁハァハァハァハァ。やめれ。意味変わってくるし。
白状致しますと、こうゆう体験、実は今回が初めてという訳ではなかったりします。前回の転職活動の時も何回かなりましたし、別に面接云々に関係なく、突然初対面の人に話しかけられるとか、複数の人間の前で喋らされるとかになると、結構な率で頭真っ白になる人なのですが。
具体的に息苦しさとか視界がぼやける、といった身体的症状が出るようになったのは、大人になって随分経ってからです。確かに昔から人見知りで内弁慶で人間不信であったりはしますけど(あかんやんけ)、それでもここまで顕著に出てくるってことは無かったもんなぁ。何故にこうなっちゃうんでしょうかねぇ?パニック障害?それともSAD?それとも只の考え過ぎ?・・・・・・まぁこの方面に話を進めるのはやめておきませうかね。シャレにならなくなるので(逃避)。
ただそれでも、社会復帰しようとするのであれば、初対面の人と会う、面接受けるってのは、今回に限らずの必須事項な訳で。人と一切会うことなく就職も決まって仕事もできて給料貰えねぇかなぁ、と半ば本気で考えてしまう自分にとっては、こいつが随分な難関になってしまっているような気がします。その思考自体が人間のクズそのものだろ、という説もありますが。やっぱ対策は練習と場慣れってことになってしまうんでしょうかね。つまんねぇ結論だけど。今の私に必要なのは、英語日本語関係なしに、人と話すための訓練なのかもしれませぬ。それでもダメならクスリに頼ると。だからやめれそうゆうの。
以上、ここんところの近況報告も兼ねてといった具合で。まぁこうゆう機会ってそうそうあるんじゃないですし。いい経験させてもらったと前向きに解釈しておいた方がいいんでしょう。
リベンジの機会は無いけどな。はぁ。堂々巡りか俺。
以下はおまけ、というか単なる文字数稼ぎの蛇足。
当日の選考会場なんですけど、びっくりする位女性だらけでした。男性の受験者って私含めて3人位しかいなかったんじゃないかしら?年齢層もほとんどの方は私より年下の模様でしたし。やっぱ科目が科目だけにこうなっちゃうんでしょうね。あと女性の再就職状況が相変わらず思わしくない、というより好転する兆しなんて微塵も無い、シビアな雇用情勢てのも影響としてあるかと思われます。
よくよく考えれば、自分も含めてあそこに集まってる人達全員、ハロワお墨付きの完全失業者、ってことなんだもんなぁ。やっぱりそんだけ切実ってことなんでしょうか。
他の科目に関しても競争率は軒並み2倍超え、ものによっては6倍超えとなってますから、既にそう簡単に利用できる制度では無くなってるような印象あるなぁ。自分のこと棚に上げて言ってしまえば、本来その支援制度が真剣に必要としてる人を、そうでない人が(善悪抜きにして)押しのけてしまってるような現象がそこかしこで起こってるんじゃねーのかな?そんなことも思いつつ。
まぁ結局は制度利用しようがしまいが、最後頼りになるのは自分だけってことになってしまうのかもしれませんな。世知辛い世の中ですけど。ダンゴムシのようにひっそりと生き延びていきましょう。なんつー〆だ。
(追記:07/04/01)
試験を受けた管轄所から、一通の封筒が。
あれ?結果発表ってまだ数日先のことだよなぁ?なんだろう?まぁどうせ落ちたに決まってる・・・・どれどれ。
「専修学校等委託訓練 知識等習得コースの受講について適当であると認められるので、下記により通知します。」
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えっと。これは何かのご冗談?最近は行政機関もエイプリルフールやるの?
じゃなくって?
ゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑ!!??!!??!?!?!?!?!?
ヤベぇマジで心臓バクバクゆってる。落ち着け。これは何かの罠だ。そこまでして俺の書いたネタ帳消しにしたいのか能力開発機構(被害妄想)。
という訳で今月から3ヶ月限定ではありますが。学生になりまーす(厳密に言えば単なる無職には変わりないんですけど)。毎日毎日えいご漬けー。
なんで俺受かったんだろう。本気でわからん。