とりあえずブッこんだキャンプ道具棚卸し
(2019/11/22)
そういえば早く書いておかないと忘れる一方だなってことで。酷い目に遭いつつもなんとか生還した初ソロキャンから1ヶ月余り。そんときに使ったり使わなかったりした道具類は、次の出番を待ちつつ部屋の片隅に放置されてます。
なにせ次回の目処立ってないからなぁ。今年はもう週末に余裕無し、厳冬を耐えられるだけの道具と体力はまだ揃っておらず。早くても来年の春になりそうな気配です。
じゃあお前何のために**万ブッこんだんだ?というツッコミもあるのでしょう。確かにその通り。
言い訳するとふたつあって、ひとつは単純に先行の体験投資だから。ゆるキャンきっかけでキャンプに興味持ったとはいえ、本格的になるのはもうちょっと先の話なんだろうなと思ってます。少なくとも今の出稼ぎをやってる間は無理かな。休めるの週末だけだし、有給は通院で消えるし。ただしその出稼ぎもあくまで有期雇用ですから。必ず終わりがきます。そうなればイヤでも野に放り出されるので、そっから本腰入れても遅くない、と見込んでると。
もうひとつは・・・・・まぁミもフタもなく物欲に負けたということなのでしょう。それでなくても買い物好き気質ですしね。使うアテがあろうがなかろうが、それがあると判ればとりあえず買って触る。それで今年分のストレス解消できたのならそれで良しという話でもある・・・・てのは身勝手が過ぎますか。
そんな老い先短い独り身の戯言はともかく。まぁせっかく道具積まれてるってことでまとめて棚卸しをしてみる次第です。道具をひとつひとつ掘り下げるだけの時間と筆力が足らない故でもあります。何を買ったか、いくらで買ったかは全部記録していますのでごまかしはゼロ。
あとこれはしつこく強調しておきたいんですけど、キャンプ自体はこんなに金かけなくても行けます。自分は興味赴くままに同じジャンルの商品を意図的に複数買ってます。他の方の参考になるかどうかは二の次で、まずは己の物欲優先させた結果なので悪しからず。んでは順番に。
#以降文章は思いつく度に書き換わる可能性があります。いわば公開メモ。価格はすべて購入時税込です。めんどいんでリンク貼りません。
テント本体
まずはキャンプの象徴。あれこれ調べて今回買ったのはこれ。
- コールマン タトラ3(21,760円)
手持ちポイントぶっこんだので実質17,000円程度で買ってます。同じコールマンの定番ツーリングドームXLよりももう一回り大きく、前室も確保されてるのが特徴。まぁ前回書いた通り、こいつの密閉性で地獄を見た一方、こいつじゃなかったら同時並行の暴雨は耐えられなかったかもなぁ・・・と悲喜こもごもの感想を抱いてます。
クルマ移動だったらこれ使い続ければいいかなと思える一方で、もし将来キャンツーとなった場合にはこれでもちと大き過ぎるかなと。場合によっては小さいモノを買い足し、あるいはレンタルに頼るというミもフタもない方法も考慮に値するような気もします。
ちなみに購入には至らずとも候補に入ったのは↓。
- DOD ライダーズバイクインテント
- ロゴス ライトドーム M-AH
いずれもそこそこ大きくて前室広いのが共通点。あとこの時はタープを立てたくなかったのよね(理由:めんどい)。ただ今はちょっと心変わりしてて、タープもありかなぁと。そうなるとまた基準も変わるよね。
テント周り
項目分けました。
- ロゴス グラウンドシート(2,340円)
- ロゴス インナーシート(6,300円)
- ペグハンマー(1,880円)
- 予備の鋳造ペグ(2,851円)
あらこれだけで大台越えたのね。とはいえ結果言うと全部使いました無駄遣い無し。本体コールマンなのに上下ロゴスではさんでるのはご愛嬌。
ぶっちゃけ予備ペグなんて要らんだろと思ってたんですが、キャンプ場でテント袋から出して5秒で付属ペグを失くすおやくそくをやらかしまして。フルで使いましたいやー持っていってよかった。
インナーシートは中にクッション入っているためお高めになっていますが、これも持ってって正解でした。サイトはほぼ岩場なので凸凹感が相当に緩和されましたし。あとこれ避難袋に入れといてもいいなと。体育館の床にこれ敷くだけで大違い。
寝具周り
こっちはちょっと反省点多くて。
- シュラフ本体(4,946円)
- シュラフインナー(2,376円)
- 枕(1,620円)
- ロゴス コット(18,000円)
こちとらコット様があるんじゃい!夜なんて余裕じゃい!と思ってたんですけど。油断しました快眠にはほど遠く。雨で寝るどころじゃなかったというのもありますけど。
このコットすんげー滑るんよ。ちょっと体動かすとつるんつるん。寝袋との相性もあるんだろうなぁ。安物でもいいからマット挟まなきゃダメっぽい。とはいえマット使うんならもはやコット要らんよな説もあり。むむむむむ。
イス
- ヘリノックスXL(21,000円)
道具集めの一番最初に、それこそ価格度外視・座り心地最優先で気合入れて手にしたのがこれ。大雨のため出番なし評価保留。とほほ。
それとは別にテント内や前室で使える小さい椅子or座布団は欲しいなと思いましたです。
テーブル
- ロールテーブル(1,999円)
- SOTOポップアップテーブル(5,180円)
- キャプテンスタッグロールテーブル(1,469円)
出ました重複買い。高さのある中華モノと、低いテーブルふたつ。こっちはテント篭城中にとっかえひっかえしてたのですが。
やはりSOTOポップアップテーブルは評判通りに使い勝手抜群でした一軍入り決定。軽さもそうですけど広げやすい畳みやすいってのは正義。
残りふたつは荷物量に応じてですかね。イスに座っての作業なら高さあるテーブル欲しいのも事実ですし。
照明
- LEDランタン(小)(1,800円)
- LEDランタン(大)(1,400円)
- LEDヘッドライト(1,155円)
全部Amazonのタイムセール中華モノ。全部使いました。特にヘッドライトはトイレ行くとき必需品でした。まぁこれは快適性云々よりも「無いと詰む」なので。
調理関係
はい、こっから迷走が始まりまーす。
- エスビットポケットストーブ(ノーマル)(1,347円)
- エスビットポケットストーブ(ラージ)(2,941円)
- エバニューアルコールストーブ(2,971円)
- エバニュー用五徳(1,169円)
- トランギアアルコールストーブ(2,700円)
- SOTO燃料ボトル(2,590円)
- ワークマン耐火手袋(1,000円)
俺料理しないなぁ→でもカップめんとコーヒーで湯は沸かすよなぁ→それだけでガスバーナーは大袈裟かなぁ→他の選択肢は・・・・・→あれ?(イマココ)典型的ダメパターン。
挙句の果てに唯一の一軍入りがワークマン手袋のみですから尚更ですわ。初めからガスバーナー買っときゃよかったとは思わなくも無い(実際購入予定だし)。救いがあるとすれば家でも台所で試せる点でしょうか。もしくは防災用予備として。アルコールストーブは取り扱いさえ気を付ければ優秀。ただしその取り扱いがねぇ・・・・(ゆるキャン原作でこの話が出ています)。
コッヘル/クッカー
こっちも大迷走。どうやら食関係は鬼門のようです。元々興味が薄いから?
- トランギア メスティン(1,728円)
- トランギア メスティンラージ(2,700円)
- やかん(1,842円)
- ステンレス保温マグ(767円)
- ユニフレーム山クッカー(6,676円)
他にも100均とかでそれなりに買い足してて、現地では(小物入れとして)結局100均モノを一番使ったというオチがついて。あと本当にお湯しか沸かさないのであればやかんいっこでいいじゃんという話もありますし。方針がブレブレ。
山クッカーは懲りずに最近買い足しました未評価です。
焚き火関係
- 焚き火台(2,000円)
- 防火シート(1,700円)
- 火吹き棒とファイヤースターターのセット(980円)
すべてAmazon。なお当日雨のため以下同文。
その他
- モンベルのサンダル(4,000円)
当日大雨で一番「買ってよかった」となったのが実はこれだったり。サンダルとしては高価だと思うので買うとき躊躇したんですけどこれは本当に助かった。濡れて靴下のストックが尽きても問題なかったし、岩場も水溜りも滑りませんし、収納も邪魔になりませんし。割とガチめにお勧め。
- 温湿度計(666円)
Amazonで適当に買った安いやつですが。大体でいいので数字として見えるようにしておくといいです。
- 作業用膝サポーター(1,200円)
ホムセン購入。それでなくても腰痛持ちなので中腰の作業ができません(キャンプにおいても割と致命的)。どっかりとお尻を落とすか、完全に膝を地面につけるしかないのですけど。その後者をサポートしてくれましたすっげぇラク。年に何回かの苦行(草むしり)のときも使えそうです。
100均
番外として。主に消耗品になりますが、ナメたらいかんのが100均。
- 固形燃料
- 簡易保温保冷バッグ
- チャッカマン風のライター
- アルミ食器
- キッチンペーパー
- ウェットティッシュ
- ポケットティッシュ(トイレに流せるやつ)
- ブルーシート
- ジップロック風の密封袋
- トング
- 軍手
- 養生テープ
- 救急用具(ばんそうこうとか)
このあたりは100均で充分です。使わなくても罪悪感無いですし、予備として荷物に放り込むと安心感高まります。
特に役に立ったのがキッチンペーパーとブルーシートでした。キッチンペーパーは本来用途の他テントの結露拭き、濡れた足拭き、何の遠慮もなく使い倒せましたし。ブルーシートは仮荷物置き、靴の脱着スペース、雨からの保護と終始フル稼働でした。
とりあえずこんなところです。あとは食料とか家からの持ち出しとかもありますけど省略。真夏ならここに虫除け対策が入ったり、真冬だと追加防寒必要だったりしますけど、そのあたりは都度ご調整をば。
ここまで挙げただけで13万越えてますが総額は気にしないでください。何度でも言いますここまでかける必要はありません。あくまで肝は取捨選択だと思いますので。なんならはじめはレンタルでもいいしグランピングでもいいし。お金使う使わないは各々でご判断ください。
自分の話に戻ってしまえば、これまで全くといっていいほど縁の無かった、ひょっとしたら一生触ることなかったであろう道具達を、こうやって触る機会が得られた訳ですから。納得のいくお金の使い方だよなぁとは思ってるんですよ?実際この額じゃMacBook Pro最低スペックがやっとだし(そこかよ)。