免許だけよと言いながら結局バイクを買った理由
(2020/02/05)
#いつもの如くにっき書いた分のまとめです。一部記述重複します悪しからず。
これを書いている現在、ようやく最初に乗るバイクを決めて契約して、納車を気長に?待っている状態です。やっとここまでこぎつけましたな。長かった。まだあのセリフは言いませんよ?それは納車時の楽しみ。誰に言ってる>俺。
ところでちょっと時を巻き戻してみましょう。何度も言及しててしつこい感もあると思いますサーセン。
ゆるキャン△ SPECIAL EPISODE サウナとごはんと三輪バイク
このコラボが公開されたのが2019/03/07でした。そこで初めてトリシティの存在を知り、これだったら自分も乗れるのではと興味を持ち。このときも当然「免許まで取ってホントに乗るの?」「お金は?本体代は?維持費は?」というのは懸案として出てきました。で、そん時は決断を未来の自分に丸投げしました。こんな感じで。
- バイクを所有するかは棚上げして、まずは免許だけ取ってしまおう。
- 生活環境(金銭含む)の変化でバイクが必要ならその時に購入を検討しよう。
んで波乱万丈?の末に小型AT免許取って今に至ると。そして過去の自分から受け取ったこのバトンがあるわけです。
さてどうしよう。コラ。
とはいうものの、去年と違うのはこれまでの経験か。教習所で普通MTと小型AT所定時間(+幾分の超過時間)乗って、免許取ってからレンタルで2回程試乗して。たったそんだけかよのツッコミはなしで。それでも確実にわかったことが。
「あ、これ乗り続けないと無理」「ブランク空けたらもう乗れねぇ」
でした。卒検から凡そ1カ月空いての試乗だったのですが、それでも既にいろんなこと忘れてました。メチャクチャ怖かった。小型ATなのに。クラッチ操作無いのに。
免許を取る前の自分は、どちらかといえば自転車の延長線上としてバイクを思い浮かべてました。一度乗れてしまえば何年何十年と月日は経っても乗れるだろうと。実際ママチャリは乗れますし。
でも実際にバイク乗ってみると、それも公道を走ってみると、全然違うじゃねーかと。路面状況でも交通量でも都度乗り方は変わってくるし、それを己の体で制御しなきゃいけない。しかも失敗は許されない。転倒イコール事故。一人勝手に転んだだけでも最悪死ぬまである。ましてや他人様を巻き込んでしまった日には・・・・・・考えただけで幾分の冷や汗が出ます。となると最低限の運転技術を維持するだけでも、迂闊に離れられねーなと。乗らないとあっという間にペーパーライダー真っ逆さま。(普通ATの)限定解除目指すどころの騒ぎじゃない。
#もちろん今をときめくリターンライダーさんのように若い頃散々バイク乗り回してて、体が勝手に覚えてるから問題ない、というのはあると思います。年単位の蓄積ともなればさすがに染み付いてるでしょうし。でも自分はその経験がありませんから。
ですので免許取る前に考えていた。
- 免許だけ取ってバイクは所有しないでおく
- どっか行きたいときだけレンタルなりで工面する
なんてケチケチ案が、軽く吹っ飛ぶ経験でしたな。ハナから無理無謀だなと痛烈に気付かされる形になりました。今の経験値で「わーいキャンツー行ってきまーす」と決行したところで、五体満足で帰宅できる想像ができません。レッカーのお世話になって電車で帰って来られれば御の字、下手すりゃ永遠に黄泉の旅路です。
といったことがありまして、「必要になってから乗る」ではなく「たとえ月イチでも定期的に乗って運転忘れないようにする」へと方向変換を決意した次第です。乗り続けるためには所有するしか無いなと。継続的レンタルってのも考えましたけど、やっぱり都度借りるってのがめんどくさい。となれば単純に安く中古で・・・・そして今回の購入へと至った訳でございます。
ただここまで考えてしまうと、却ってこんな考えも浮かんでくるのけどね。皆様もこうお思いなのでは。
「だったらバイク放棄して乗り慣れてる車でよくね?高速乗れるし荷物も乗るし転ばないし暑くないし寒くないし濡れないし」
うん私も思った。ミもフタもねぇ。
ですのでここで、もうひとつ方向転換をすることにしました。それまでは実用としてのバイク(車の代わり)を考えたり、取り回し云々悩んでスーパーカブ等の他バイク検討するなどと迷走していたのですが。
「まぁ趣味ですから」
この伝家の宝刀を抜くことで、随分と決断ラクになったかなと思います。正確には「これから趣味にしようとしているから」ですけど。趣味で物足らないなら「道楽」でもいいや。足着き取り回し利便は二の次、実用性も完全無視。やかましい!ワシはしまりんになるんじゃ!は言い過ぎですけど、これで初期衝動を思い出したというか。やらぬ後悔よりやる後悔と開き直れる要因にはなったと思います。
まぁなんだかんだで欲望って物事進める推進力にはなるよなぁ、てのが今回つくづく感じたことになります。結局最初の欲望が、紆余曲折を経つつも結局最後の決断にまで結びついたわけで。為せば成る的な高尚なモンではないです。むしろ下世話。欲の赴くままにゲヘヘヘヘヘ。
とまぁここまでダラダラと書いてきましたけど。去年の自分がそうだったように「興味はあるんだけどなぁ」な方の背中押す、あるいは尻のひとつでも叩ければ幸いです。動き始めてしまえばなんとかなる。ヘルニア持ちでも変形性股関節炎でも小型ATなら免許は取れる(それより上は貴方次第)。
という訳で1年前の自分から貰った「ホントに乗るの?」バトンは無事消化したというか、叩き割ったということになります。もうひとつ「お金どうするの?」のバトンはまた未来の自分に丸投げすることにしましょう。純粋に貯金削って凌ぎます。将来の自分も大事ではありますけど、今の自分にもある程度は割り振らないと。言い訳完了。なんだそれ。
というわけでこうなりましたよと。
にっきにも上げましたがこちらでも。ようやくこのセリフが言えます。買っちった。 pic.twitter.com/N48o74c8Sz
— hiroK (@hirok73) February 23, 2020