小ネタ万歳:名前考。
「ハック」では今の所、「インターネットラジオ」という 言葉を使用しています。
でもさぁ、これあんまり気にいってないのよ。
だって言うにも読むにも書くにもなんか語感悪いんよね。 インターネットラジオ。ほら、10文字も使っちゃう。
これが小学生の作文の宿題だったら、
「ぼくのおにいちゃんはインターネットラジオがだいすきです。 まいにちよるになるとパソコンのまえにひっついては インターネットラジオきいてばっかりいます。ぼくもたまに おにいちゃんといっしょにインターネットラジオをききますが、 ズラとかホモとかエロとか、むつかしいことばがでてくるので よくわかりません。インターネットラジオのいみがわかる おにいちゃんはかしこいなぁとおもいます。」
といった感じで「インターネットラジオ」だけで40文字、 400字詰め原稿用紙ならこれだけで2行埋まっちゃう。
便利じゃないか、インターネットラジオ。ってそうゆうこと 言いたいんじゃなくて。
なんか間延びしちゃうんですよ、インターネットラジオ。 10回続けて口に出して言ってみてくださいよ。 インターネットラジオインターネットラジオインターネットラジオ インターネットラジオインターネットラジオインターネットラジオ インターネットラジオインターネットラジオインターネットラジオ インターネットラジオ。ほら言いにくい。しかもまた100文字浪費。
やっぱりラジオの接頭語となってる「インターネット」に 問題があると思うんですよ。インターネットのラジオ。だから インターネットラジオ。
安易だなぁ、誰だよこれ初めに言い出したヤツは。そもそも インターネット自体メールもWebもNetNewsもIRCもFTPもぜーんぶ ひっくるめてのインターネットでしょ。今時インターネットWeb なんて言うか?インターネットFTPなんていうか? インターネットメールなんて・・・・・・ああぁぁぁ!!迂闊っ。
つーかですね、Webにせよ他の機能にせよ、わざわざ それがインターネットの機能だってことを説明する必要はもはや なくなっているではないですか。メールもWebももうこの単語を 聞くだけで「あ、インターネットだな」とわかっちゃう。 これこそが理想である、これが言いたかったんですよ、これが。 決して行き当たりばったりで書いてみたらまぐれで話が つながったなんてことはありません。やだなぁわざと間違えたのも 計算ですよ、計算。あははははは。
しらじらしいわ。
つー訳で、インターネットなんてあいまいな接頭語に頼るには やめよう!これからはこう呼ぼう!さぁ声を合わせて!
「ラジオ」。
・・・・・・・・・・・。
そうなんだよなぁ、一言でラジオ言っちゃうと100人中100人が 地上波のAMやFMのラジオ思い出しちゃうんだよなぁ。くー、君は インターネットなんて長ったらしい接頭語に頼らなきゃ生きてられんのかい! もういいや、君帰っていいよって誰だ俺は。
仕方ないなぁ、となるとまた別の言葉使って言いかえることに するか、となるのですが。
まぁメジャーな言葉ありますわね。Webラジオ。FM-MONDAY CLUBや Webラジオ徒然草はさっさとWebラジオで用語統一してしまいました。
確かに言いやすい。Webラジオと10回言ってもかむことなく 言い切れるし。でもねぇ、なんか抵抗あるんよ。こう言うと 「なんで抵抗あるの?」と思われちゃうんだろうけどさ。
うちらが普通にラジオ聞こうとすると、ブラウザ立ち上げて そこから該当のWebに行って、リンククリックして・・・と なるから一見まともそうに見えるんだけどね。
現実にはWeb(ブラウザ)がやってる仕事は再生ファイルの 存在箇所引数で指定して、RealPlayer等のストリーミング ソフト起動させるだけなのよ。実際の放送自体は技術的 要素から見れば実はWebでもなんでもないんだからなんか ウソっぽく聞こえちゃうんよ。 あー石投げられそう。ヘタにコンピで飯食ってる悲しい性だぁ。
<上みて「それ違うぞ」と思った方はこちら。>
だから同様の理由で、WebCastという言い方もな〜んかヘンに思える んですよねぇ。(Castはbroadcastからか。この呼び方、FM-MONDAY CLUBの 掲示板で初めて知りました。)読みやすいし語感もいいし。
うーん、どうしよう。他に何かないものか。
「iRadio」。今となってはドコモのパクリとしか思われんな。まぁiモードも パクリだけど。
「デジタルラジオ」。残念、これ既に使われてる。CS放送のラジオって既に この呼ばれ方されちゃってる。
「@Radio」。気持ちはわかるがどう読むんだ。
「R@dio」。だからどう読むんだっての。
「e-Radio」IBMに訴えられんぞ。なんかどれもこれも二番煎じどころか三十番煎じ並にひねり無い ネーミングばかりが並ぶな、こんなもんか俺のネーミングセンス。
でもね、案外こうゆうネーミングって重要なのよ。特に 第三者に対しての宣伝材料としては、ね。 汚い言い方だけどこうゆうのも重要。
やっぱ何らかの形で言葉が統一されているってのは、メリット高いんよ。 考えてごらんなさい。Yahoo!なりInfoseekなり、ひとつの単語だけでその 関連Webがずだだ〜っと引き出せるでしょ? 現在だと「インターネットラジオ」「Webラジオ」「ストリーミングラジオ」と 複数の単語で検索かけなきゃいけないでしょ?
この差って意外に大きいよ。
という訳でハックではもうしばしの間は「インターネットラジオ」という 言葉は使うと思います。でもどの単語が一番メジャーに使われるかで 今後は臨機応変に変えていこうと思ってます。だから上では文句は 言ってるものの、もしWebラジオって言葉が定着しそうな感じでしたら、 あっさり負け認めてWebラジオって呼び方させて頂きます。
まぁ要は決定権放棄ってヤツなんですけど、それ位の流れは見極め させて頂こうってことでひとつ。