ほそく。


 もしこれ読んでおかしいぞ、と思った方いたら、その感覚は正しいものです。 WebだろうがRealPlayerだろうが、純粋にインターネット上を駆け巡る 概念としてはこの両者に区別はないからね。同じTCP/IPの上に 乗っかる規格なんだもん。受け取り側で受け取ったデータをどう 振り分けるかだけの話。この見方で言えばわざわざ厳密に切り離す 理由は見当たらない。

 でもね、これは事実とかじゃなく、私自身の個人的考えに過ぎない んだけど、Webと音声ってのは切り分けて考えるべきだと思うんよ。 特に技術面としてね。

 その根拠は音声の場合、Webの画面と完全連動させるよりも、 ユーザの意志で非連動させた方が「ユーザにとって都合がいい」 ということなんです。システム的にも使い心地としてもね。 ごっちゃに考えてしまうことによって、却って設計も ユーザインタフェースも制限を持っちゃう(プログラム 作る立場の人だったら感覚的だけでも理解できると思うんだけど)。

 なんでもかんでもいっしょくたにしちゃうのは、必ずしも いいことではないと思いますよ、私は。


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