とりあえず放電
いやはや。ついにやってしまいましたな。
まぁ遅かれ早かれこの日が来るんだろうなぁとは思ってたんですが。本人の予想もしない所からひょいと顔を出されてしまった、つー感じですかな。
という訳で。
転職して以来、ずーっと猫かぶりつつおとなしくしていたのですが。 先日ついにブチギレしちゃいました。
いえーい祝初ギレ!ひゅーひゅーどんどんぱふぱふー。をい。
しかもその理由があーた些細なところからですよ。傍から眺めてたらホント子供レベル。ある意味新人以下。お前何年似非リーマンやってんじゃと。
普段でしたら5分程度イライラして終わり、書くにしてもせいぜいにっきに書き捨てる程度だったでしょう。でもその日は、ていうかその前も含めてその週はなんかおかしかったのは確かです。周りも忙しかったし。自分も忙しかったし。目に見えないところで鬱積が積もっていただけなのかもしれません。
つー訳でまずはその一部始終を。
きっかけは一本の電話でした。別経由で今の事務所にある車を別の事務所に運んでいってくれないかという依頼が来たんです。その時居合わせてたのは私一人。必然的に私が運転していくことになると。
んー。まぁ確かに私免許は持ってますけどねー。でも、私そこへの行き方わかんないんですよね。私名古屋の地理全然わかんない人だし。そもそも名古屋で運転するには素質が無さ過ぎる(by友人談)と。
いずれにせよあとはすまんが直接連絡して手筈整えてくれませんかね、と。あーそうですかわかりましたじゃあそれ伝えます。んでは。ガチャ。
さてと。どうしましょうかねぇ。まぁこちらとしても仕事はあるが行けない話じゃないけど。でもなぁやっぱ車の運転は避けて通りたいところなんですよなぁ正直な話。自分が死ぬだけならともかく他人殺しちゃうともうダメージ一生モンですからねぇ。
まぁ聞いてみるのが一番ですかね。ということであちらの人と電話して。あーだこーだそーだ。さてどうしましょうかねぇ?できましたらそちらが取りに来た方が結果的に早いと思うんですけどどうでしょう?
すると、予想すらしていない一言が帰ってきました。
「そんなもん知るかよ」
・・・・・・はぁ?
「地図見りゃいいだろそんなもん。持ってこい」
・・・・・・えぇ?
「んじゃよろしく」
ガチャ。ツー。ツー。ツー。
・・・・・・・・・・。
・・・・・・んーとね。
ぽりぽりぽり。頭かきかき。一回深呼吸。すー。はー。
えーとね。そんじゃ行きますか。3。2。1。ハイ。
何様のつもりだ貴様。
つーかそれ以前に。
お前誰だ。名乗りもせずにそれかよ。
向こうがこっちを知ってるか知らないか知らねぇが、少なくとも俺はおめーのことなんか知らなねぇんだよボケ!社外だろうが社内だろうが関係あるかそんなもん!幼稚園児かテメェは!幼稚園の砂場から人生やり直しやがれ腐れ脳味噌がぁああああああああ!!!!!
久々に「殺意」という言葉が脳裏よぎりましたな。
まぁ結局はからの依頼の件もあったので持ってはいきましたけどね。怒りで煮えたぎりながら。途中車線素で間違えて左折路線を思いっきり直進したりしつつ(←この辺が乗るなと言われてる所以)。あかんやん俺。
でもまぁ収まらないのはこっちですよ。あんなクソ暴言吐いたのはどこのどいつだコラァ!!上司だろうが客だろうが関係あるかぁ!!こんなもん社会人云々以前の問題だふっざけんなぁああ!!
という訳でその勢いのまま元依頼主問い詰めて馬鹿野郎の氏名を特定しそのまま社長経由で苦情申し立て。と同時に怒りのままに周りにいた人達に感情そのままにブチマケ。で挙げ句の果てにそのまま帰ってきちまいました。
わははははは。笑ってる場合か>俺。
たまたまその場に居合わせた人達は「おいおいなんかフジハラがわめいてんぞ。頭おかしくなったか?」てな具合でさぞかしポカーンと呆け面していたことでしょうな。今週みんな忙しかったし(人によっては徹夜続き)、キレたいのはそっちだったはずなのにね。うーむ申し訳ない。だからここで謝るな>俺。
ちなみに私、どうやら本気でキレると直情的に叫ぶのではなく、笑顔/敬語のまま遠慮しつつも自暴自棄になるタイプのようでございます。(え?大声で罵声受けたことがある?安心して、それ演技だから)薄々感じてはいましたけど今回ので確信しました。いやぁ面白いもんですね日々自分の新しい面を発見ってヤツで。発見すんなよそんなもん。
でまぁその後もキレたり落ち込んだりを繰り返しつつ、ようやく落ち着いてきましたので、これ幸いとキーボード叩いてる訳なんですが。こっから本題。やっとかよ。
いやね。個人的にこれだけ単発で「怒り狂えた」のっては実に久しぶりなんですけど(去年のデスマは別。あれは常時キレてたので参考になりません)。
今、ミョーに頭も体もすっきりしてる自分がいるんですけど。少なくともこの数ヶ月で一番頭クリアになってるよーな気さえしてまして。少なくとも転職してから初めてじゃないかな?こうやって家に帰ってきてから脇目もふらずに雑文書いてるのって。
つーことは?怒り狂うことがストレス発散になってたってことなのか?てことはイコール、それだけのストレス溜め込んでたということになるんですかね?
うーむ。自覚が無いだけに謎だ。少なくとも去年の人生の最底辺状態(言い切るか>俺)を考えれば、今の環境はラクだと思ってたし、それは客観的に見ても間違いないんだけどなぁ。それでも知らず知らずのウチに「何か」を溜め込んじゃってたのかな?と。ふと考えてしまうんですな。
結局大袈裟になってしまうかもしれないけど、ある意味働くこととか、一日生きていくこととか、そうゆう事までもがストレスになりうるってことなのかもしれません。生きてるだけででもストレスはあるんだよ、てな感じで。
いかにストレスを逃がすのかは人次第だと思うのですが、こうやって考えてみると、やっぱり人間の抱く「怒り」つー感情は、ある程度必要なものなのかな?ともちょっと思うんですな。
元々世間様では「怒るな、感情表に出すな」の類はどこかしこでも叩き込まれることですし。そうなると理性が邪魔してついつい我慢して、そんで結局出口失って溜め込んで・・・てなことになっちゃう。そんな側面はやっぱあるような気がします。それが前回書いたことにも繋がっていっちゃうんじゃないかな、と。
もちろん、だからといって最近増えている駅員に暴行加える50代のオヤジみたくなってしまっては元も子もないんですが。法に触れず、他人にできるだけ迷惑をかけない範囲で「プチギレ」しておくのは案外本人にとってもいいことなのかもしれません。まぁいわば体内にたまった電気をアースさせるようなもんです。
特に普段怒りを封印してるような人。職場でも学校でも見渡せば一人はいるタイプの方。そう貴方です。ガマンは賞賛に値しますけど、タマにはちょっとづつだけでもブチまけてみては如何でしょ?ガマンのし過ぎも結局は毒になりますぜ?
別に当事者じゃなくてもいいです。気の許せる知人に愚痴ってもいいし、ネットで見ず知らずの人に喋って(書いて)みるだけでもいい。それもダメならそれこそ私みたく読者の皆様をサンドバッグに言いたい放題とか。こらこらこら。
なんにせよ、何をするにしてもちょこっとづつ溜まるモンは溜まってしまう訳ですから、ちょこっとずつ逃がしてやって、(自分でもわからない)許容量を超えてしまわないようにする。そうすれば他人にできるだけ迷惑かけない範囲内で、かつ自分も余裕もてる、と。これがゆとりってヤツですわ。
という訳でそこの貴方。
とりあえず放電してみませんか?
を、なんだか出来損ないのコピーみたいだ。
同時に風俗のコピーみたいでもあるな。余計なことを書くな俺。