・雑多FAQ編
さてと。こっからはちょいと肩の力抜きまして。大筋では外れたような小ネタをここで拾っていきませう。
★収録スケジュールのこと。
専用のスタジオがある、ということに関しては何度か言及しておりますが、意外とスルーされがちなのがこの収録スケジュールのこと。
くりらじの場合はとにかく明確です。
「火曜と金曜。夜。来い。」(BJさん)
終わり(笑)。典型的トップダウン。
ですが。このことを他局の方とかと話してたりしますと、大抵は「いいなー。ラクでいいなー。」という答えが返ってくるんですね。当日SPとして(嘘)ご同行頂いた五村富士の五島氏もかなり羨ましそうに言ってましたし。
で、メンバー間の調整役の方がこれ言うのならまだわかるのですが、意外にも「調整される側」、つまり他メンバーの方からもこうゆう声を聞いたことが一度や二度ではありません。
それくらい、ある意味切実で疲れる問題である、ということも言えるんですよねー。日程調整って。
で、この辺のところも話聞いてみたんですが。メンバーさん曰く、
「そりゃまぁアレ(=BJ)は暴君ですから」
と笑ってサラリとかわしておりましたが。まぁ実際のところはあまりにメンバー間の使える時間に差があり過ぎて、もはや調整のしようがない、というのが正直なところなんだと思いました。いちいち一人一人の都合いい時間聞いてたら、永久に集まれる時間なんかやってこねぇぞと。
ホント皆さん見事なまでに職種バラバラですからね。くりらじができた経緯知らない人とかは「なんでこの人とこの人とこの人が知り合ってんの?」と面食らう位ですから。
それを考慮したら案外トップダウンってのはいいやり方なのかもしれないよなー、なんてことをちょっと思ったりしましたね。もちろんそれに関わる全員が同意する、というのが前提条件ですが。同じ時間に集まらないことにはどーにもなりませんしね。
それに毎週同じ時間とスケジューリングできれば、自然と習慣的に本業やプライベートとの調整もラクにできると思いますし。まぁ継続は力なりということで。なんだそれは。
★オンラインでのミーティングのこと。
ソフト自動化編で取り上げた通り、くりらじでは番組に関するネタ合わせはCGI上の共同場所、つまりオンライン上にて行われております。
これに関して若干懐疑的、もしくは不安視する方もいらっしゃるのではないか、と思われますのでこの辺のところを補足。
でもまぁ、結論から言っちゃうと十分に回りますよ。この辺のところは別にラジオに限った話でもなく、どこにでも転がってますわーね。「直接顔合わせずして何が物事決まるのか」とかしたり顔で会議強行する馬鹿親父とか。そこまで言うか。
で。ひとつ勘違いして欲しくないんですけど。オンラインで顔合わせずにミーティングするってことが、そのまますべての事項をオンライン上で「決めなくてはならない」という縛りにはならないという点に注意して欲しいです。
そりゃ数多くあーだこーだやってりゃいくつかはあーでもないこーでもないと議論になることもありますわーな。いわゆる掲示板やMLで言うところのフレーム状態。そうゆう時には直接顔合わせて話し合いなり殴り合いなりすればいい訳で。殴り合いかよ>俺。
むしろここでは、全体の80%〜90%は占めるであろう、ネタ出しとその確認、一回出せばそれで終わりな事項を出しちゃって、それそのものにかかる時間を節約しましょう、つーのが主目的になってくるんでしょう。この辺のところを勘違いすることなく、有効に使っていきたいもんですわーね・・・ってなんかどこぞの怪しいビジネス書みたいな書き方だな(笑)。
ちなみに余談をひとつ。
基本的なネタに関しては当日までにある程度できあがってるので、収録前とかは簡単な確認程度で話が終わってしまいます。あとは適当な雑談。
一方、スタジオ部屋の横にはもういっこ部屋(兼居住空間)がありまして、そこで他のメンバーが待機してるんですけど。そこでも「これから収録」的な雰囲気は余り無かったりしたのが印象的でしたね。学生ん時の部室・・・ともちょっと違うかな。どちらかというと本業終えてめいめいに己の時間を使ってまどろんでるような、そんな雰囲気でした。
実際話聞いた所でも、収録以外の時間や場所で会って・・・とかもほとんど無いとのことだそうで。当日見学&収録が終わった後、メンバーさんと打ち上げと称して飲みに行ったんですけど、こうゆう行動自体も「数年に一度あるかないかの珍事」だとか。まさに、
「ホテルで会って、ホテルで別れ」(カムパネルラさん談)
状態。うまいなこの例え(笑)。
★サーバ及びそのスキルのこと。
さて、これまでざっと眺める感じで各機材とかソフトとか並べてみたんですけど。これ見てこう不満に思われる方もいらっしゃるのではないかと。
「なんだよ、サーバのこと何一つ書いてないじゃねーかよ」
こんな感じで。例えば実際にストリーミング配信を行うRealProducerとか、それこそ名前書いて終わりですもんね。他にそれを動かすLinuxサーバの構成とかなんて触れてもいやしないと。
でもね。大丈夫。この部分に関してはハナから書く気ありませんでしたから。従って聞いてもいません。ハナから無視。
なんでそーしたか、ということなんですけど。
まずは個人単位でラジオやるんであれば、その知識は100人中99人には必要無いだろーな、という単純な割り切りです。たいていの場合はレンタルサーバで事足りますからねぇ。レンタルサーバでさえも手に余るといった方が正しいかもしれんし。個人でわざわざサーバを立てる位の人であれば、わざわざここで書くまでもなく己で調べて勝手にやるでしょ、つーのがひとつ。
え?その100人に1人のために書く必要あるんじゃねーかって?しつこいなーあんたも。誰に喋ってんだ俺。
一口にサーバ立てる言うても、そのために必要な知識は多岐に渡りますわ。LinuxだろーがBSDだろーがSolarisだろーが、一応義理としてWinNTだろーが、それなりに内部をいじれて、何かあった時には直して対応する必要が出てくると。セキュリティやトラフィック等にもそれなりにわかってる必要があるし、何よりもそれらの関連情報に関して、どこぞから聞いてきたものを自分の動かしてるサーバに対応させる、というスキルが必然的に必要になってくる訳で。
それってもはや手に余るっつーの。そこまで面倒見切れるかそれ位己で勉強しやがれべらんめぇ。誰だお前。
てな感じでざっくりと切り捨てさせて頂いた訳なんですが。じゃあくりらじはどうやねん、サーバ立てて自作CGI立ててやってるやんけ、と。
まぁ単純にくりらじに関しては運もあったのかな、と私としては思ったりもしますけどね。たまたま(?)メンバーにこの関係に詳しい人材(具体的にはSAGさん)がいたから、その知識の上に乗っかることができたと。
んでもまぁそこらにSAGさんが転がってる訳でもありませんしねぇ。一家に一台SAGさん・・・すまんちょっと想像して笑ってもた。
それはともかく。まぁ実際の所どーしても自作サーバでやりたいと、でも何にもわかんねぇと。その場合でしたら、手前味噌ではありますけど、まずは外に出さない自宅サーバから始めてみては如何でしょうか。そこで触って理解しつつ、「自動化ソフト編」とかで取り上げてた作業とかをひとつずつ構築してみると。その過程の中でいろいろと吸収できると思いますし、それらが頭の中でつながった時点でじゃあ実際に外に出るサーバで・・・という感じでステップアップしてみては如何でしょ?
こん位のことしか言えないけどな。私だって実際にやってる訳じゃないんだし。まぁ頑張ってくださいなとしか言いようがありませんが。とりあえずグッドラック、っつーことでひとつ。
投げやりな〆だなおい。